2015’11.05・Thu

DIP 「I’LL」

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 別にどうでもいい話なんですが、わっちはヤマジカズヒデという人の音楽が結構好きで、以前はかなりハマっていたものでありました。この人のソロ・アルバムはこのボログでも取り上げたことがありますが(「CRAWL」という盤ですね)、自己主張が強いワケでもないのに一瞬でその場の空気を自分の色に染め上げてしまう強烈な磁場があって、なかなか得難い個性を発揮した素晴らしい盤だと思っております。その盤のおかげでわっちは日本の音楽に目を向けることになったワケで、ヤマジカズヒデという人はわっちにとって日本の音楽の水先案内人みたいな存在なのであります。そんなヤマジが作ったロックバンドがこのディップでありまして、今回取り上げますのは1993年発売のメジャーデビュー盤であります。

 実はこの盤は発売当初に新品を定価でゲットしまして、かなり聞いた覚えがあるのですが、ヤマジのソロ・アルバム程の作品ではないということで、いつの間にか売り払ってしまっていたのでありました。しかし最近になって何故か妙に聞きたくなって来て、ブックオフに行く度に探していたのでありますが、つい先日500円棚に並んでいるのを見つけて喜んで再ゲットしたのでありました。いや~嬉しいですね~♪

 ところで以前のわっちは、ヤマジは基本的に独りで音楽世界を完結出来るタイプの人なので、わざわざバンドを結成する意味がよくわからないな~などと思っておりまして、だからこそこの盤はヤマジのソロ程の作品ではないと評価したのでありました。しかし現在の耳でコレを聞いてみますと、コレはコレでイイんじゃないかな~と感じるのであります。まあ比べてみればヤマジのソロの方が好きなんですけど、バンド形態でロックのダイナミズムを注入した勢いのある音は、閉じてしまいがちなヤマジの世界を強引に外側に開いているように感じられて、ヤマジの得難い個性を広くアピールするにはこのディップというバンドは最適なのかな~と思うのであります。

 とは言っても決して親しみ易い音楽ではありませんし、何が言いたいのか全く意味がわからない歌詞世界もあまりに独特ですので、絶対に一般ウケしないのは確かなんですけど、このサイケでロックな美しい音は実に魅力的だと思います。そう、ヤマジの音世界は美しいのでありますよ。歌は全然上手くないんですけど、ギターが歌以上に歌っていると言いますか、聞けば一発でヤマジとわかるキラキラと輝く美しいサイケな音は、素晴らしいの一言であります。灰野敬二と共演しても全く埋もれる事の無い強烈な個性を持った音、と言えば聞きたくなる人もいらっしゃるかもしれませんけど(いるか?)、何にしてもロック・ギタリストとしては世界最高峰の一人と言っても過言では無いかと思います(あ、でもわっちはスキャンダルのマミたんの方が好きですよん♪)。

 う~む、久し振りに聞きましたけど、やっぱりディップって素晴らしいバンドなんだな~と、改めて実感した次第でございます!日本のロックを聞くならまずはスキャンダル、その次にディップ…とは言いませんけど、体験して損は無い音だと思いますよ~♪

あと、相変わらずYOUTUBEが全然表示されず、試聴を探せませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。
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