2015’11.30・Mon

理亜るなジャズ記録~X-LEGGED SALLY 「KILLED BY CHARITY」

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。久し振りの「理亜るなジャズ記録」ですが、今回はベルギーの超絶テクニック集団、X-レッグド・サリー(以下Xと表記します)の1994年に発売された2枚目のアルバムを取り上げます。先日ころんさんがブックオフの280円棚で見つけて来てくれた作品です。相変わらずですが、よくこんなアルバムを見つけて来ますよね。凄いを通り越してもはや呆れてしまうのですが、本人が嬉々として探し出して来るのですから、幸せそうで結構なことだと思います…。

 ところでころんさんは以前Xの3枚目のアルバム、「EGGS AND ASHES」を持っていたそうですが、残念ながら随分前に売り払ってしまったとのことで、現在は耳にすることが出来ません。マニアの間ではXの最高傑作に推す方も多いらしく、聞けないことが残念でなりませんが仕方ありませんね。その内ブックオフの安棚で見つけ出して来てくれることでしょう、多分。それよりもこの2枚目のアルバムですが、これをジャズと呼ぶのかどうか私には判断がつきません。しかし猛烈な勢いでアヴァンギャルドに突っ走るこの音楽は、個人的にこれまで聞いたことが無い類のものです。歌が入っている曲もありますが、基本的にはインスト音楽で、どの曲でも楽器が持つポテンシャルを最大限にまで引っ張り出したような演奏を聞くことが出来ます。楽器の編成はギター、ベース、ドラムに加えてサックス、トランペット、クラリネット、キーボードですが、全員が超絶的な技巧を持った集団であることは間違い無いと思います。

 音楽的にはジャズをベースにしているかと思いますが、ロックやプログレ、ファンク等を取り入れて、とんでもなくハイテンションな演奏を矢継ぎ早に繰り出して来ますので、聞いていると頭がクラクラして来るような、通常のジャズとは全く違った感触のミクスチャー音楽になっていますね。それをどう捉えるかで評価は異なって来るかと思いますが、私個人としてはとても面白いと思います。ジャズしか聞かないジャズ・ファンの方々には理解されない音楽かと思いますが、おそらくプログレ・ファンとかロック・ファンの方が楽しめるのではないかと思います。そういう音楽がジャズとしてどうなのか、ジャズ素人の私には何とも言い様が無いのですが、私はとても面白い音楽だと思います。

「面白いと思います。」by理亜
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 ところでこのバンドはベルギーのバンドですが、ベルギーって一体どんな音楽が盛んな国なのか全然わかりませんけど、ヨーロッパの中心地でもありますから、きっと色々な情報が世界中から入って来る国なんでしょうね。それは雑多な要素がミクスチャーされた音楽性にも表れていますし、それでいてクレツマーみたいな表情を見せる曲もあったりしますので、やはりこれはヨーロッパじゃないと出て来ない音楽なのかという感じがします。凄く頭のいい人達が編み出した肉体性に溢れる音楽だと思いますし、後のシンク・オブ・ワンなんかに繋がって行くのも頷けるかという気がします。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。YOUTUBEが使えない状態ですので、今回は試聴の貼り付けはありません。それでは、皆様がステキな音楽に出会えますことを願っております。
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