2016’02.04・Thu

IAN McNABB 「HEAD LIKE A ROCK」

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 わっちは高校生の頃は英米のニューウェーヴ系の音楽がめっさ好きで、FM雑誌でその手の音楽をオンエアする番組を必死のパッチでチェックしてはカセットテープに録音し、繰り返し聞きまくっていたという、実に暗い過去の持ち主であります。そんなわっちが大好きだった、アイシクル・ワークスというイギリスのバンドがありました。太鼓がドンドコ鳴りまくる「ウィスパー・トゥ・ア・スクリーム」というシングルがスマッシュ・ヒット(ってどんなヒット?)したバンドでありますが、暗いというよりはカッコいいという感覚が先立つ連中だったと記憶しております。とりあえずは以前からこの連中の邦題「木霊」と題されたアルバムのCDを探しておりますが、未だ見つかっておりません。

 まあ「木霊」はその内に見つけるとして、そのアイシクル・ワークスの中心人物だったイアン・マクナブというおっさんのソロ・アルバムをブックオフの280円棚で見つけたワケでございますよ。マクナブがソロでブツを出していることは以前から知っていたのでありますが、似非ワールドミュージッカーであるわっちはなかなかそっち方面に興味が向かず、マクナブのソロなんて買おうともしなかったんですよね~。しかし最近は何故かナツメロ志向が強くなって来ましたので、マクナブのソロなんてモノを見かけてしまうと、ついついゲットしてしまうのでありますよ、280円もの大枚をはたいてでも。

 ぶっちゃけ言いますと、マクナブのソロなんぞにコレっぽっちも期待することなんて無かったのですが、聞いてみますとコレがめっさ良いではないですか!地に足が着いためっさ骨太なロックをヤッテいまして、うわ~マクナブってこんなにカッコ良かったんだ~などと、今更ながらに気付かされたのでありました。まずはとにかくギターの音がカッコいいんですよ。如何にも英国ニューウェーブを通過して来たという感じの、ちょいと浮遊感があるハードな音でありまして、引き合いに出すとすれば我が最愛のロックバンド、スキャンダルの「夜明けの流星群」のイントロのギターみたいな音なんですよ。ノスタルジックとも言える響きのギターでありまして、わっちはこの手の音に弱いんですよね~。そうそう、リコ・ブランコがいた頃のリヴァーマヤに通じる音でありまして…って、誰にも通じないですね、リヴァーマヤの話なんて。

 そしてもう一つ特筆すべきは、マクナブのメロディメーカーとしての才能です。全10曲中6曲が6分越えという長尺なんですが(9分越えの曲もありますぞ!)、閃きに満ちた印象的なメロディばかりですので、ダレるようなことが一切無いんですよね~。しかもギターの音がカッコ良くて、しっかりと地に足が着いた骨太なロックに仕上がっているワケですから、悪い音楽のはずがありませんよね!うわ~、マクナブがこんなに素晴らしい音楽をヤッテるなんて、マジ知りませんでした。歌声も男っぽくてイイ感じですし、コレは本当に素晴らしくお買い得盤でありました!
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