2016’04.12・Tue

THE THE 「INFECTED」

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 何故だか知りませんけど、イギリスのバンド(プロジェクト?)ザ・ザの1986年のこのアルバムを棚から引っ張り出して来て聞いております。このブツのLPを中古盤屋でゲットしたのは大学生の頃だったと思いますが、意外にポップなメロディとカッコいい音作りが好きで、よく聞いたものでありました。ただ、好きだった割にはその後のザ・ザ・のブツをフォローするような事は無くて、次のアルバムの「マインド・ボム」(だったっけ?)はゲットしたものの、気に入らずに即売り払ってしまいましたし、それ以降ザ・ザとは全く無縁であります。まあこの盤はCDで買い直しましたけどね。

 ぶっちゃけ言いますと、わっちはザ・ザってあんまり好きではないんですけど(このアルバムは好きですけど)、何故かと言えば、ザ・ザを取り巻く日本の評論家連中がイヤだからであります。ザ・ザ好きの評論家連中って、やたらと歌詞のメッセージ性がどーのこーのばかり言い立てて、鋭い批評性だの先見性だのと下らないことを抜かしやがるんですよ。ホント、ロックの評論家ってつまらんですわ…って、わっちの勝手な言い分ですけど。メッセージ性云々よりも、音楽なんだから音楽の話をせんかいボケ!と思うのは、多分わっちだけでやんす。基本的にわっちは歌詞なんて「好いた惚れたベイベー」レベルで全然構わないと思っておりまして、音楽なら音で何かを伝えてくれやと思っているワケでございます。

 まあその話は置いといてこのアルバムでございますが、歌詞がどーのこーのよりも先に、まずは音楽として実に魅力的で面白いと思いませんか?ジャズとかソウルとかのブラックミュージックの要素がたっぷりと溶け込みつつ、ロック的なダイナミズムもしっかりと感じられますし、確信に満ちた力強い音作りが実に魅力的だと思います。このブツを聞いてわっちが感じるのは、中心人物のマット・ジョンソンというおっさんって、めっさ音楽が好きなんだろうな~ってことであります。音の節々から嬉々として音楽をヤッテいる様子が窺える、まさに音楽バカとでも言うべきおっさんなんじゃないかと思うのであります。ヤッテいる音楽は全然違いますけど、XTCのアンディ・パートリッジなんかにも通じる所があるって気がします。わっちはこういう音楽バカって好きなのでやんす。

 他のアルバムのことはわかりませんけど、このアルバムはとにかく曲が粒揃いでありまして、冒頭のタイトル曲からラストまで、全てシングルカットしてもOKというレベルの魅力的な曲がズラリと揃っていると思います。わっちは特にタイトル曲と「SWEET BIRD OF TRUTH」、「SLOW TRAIN TO DAWN」が好きなんですけど、ポップなフックを持ったメロディと、リズムを強調した力強い音とギターの音がとにかくカッコいいんですよね~。前から思っていましたけど、やっぱりこの盤は80年代ロックの名盤に数えられる作品だと思います。マジで素晴らしい盤ですよ!
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