2016’04.19・Tue

SCRITTI POLITTI 「CUPID & PSYCHE 85」

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 先日私老化防ぎ隊の奈々子がスクリッティ・ポリッティ(以下スクポリ)の2枚目を取り上げましたので、ついでに(?)1985年の1枚目を棚から引っ張り出して来て聞いております。スクポリが出て来た当時、音楽好きの間には激震が走ったワケですが(←大袈裟)、「何だこの超絶的にカッコいい音楽は!」とか「とてつもなくハイパーで衝撃的な音楽!」とか、とにかくそれまでに無かったような音が好事家達の耳を捉えたのでありました。まだ音楽を聞き始めたばかりで、右も左もわからない状態だったわっちもその噂を聞きつけ、すぐにレンタルレコード屋に走ったのでありました。

 レンタル屋で首尾よくこのLPを借りて、どんなに超絶カッコいい音楽を聞けるのかワクワクしながら針を落とした当時のわっちでしたが、その頃は英米の白人ロックしか聞いたことがありませんでしたので、スクポリの良さが全くわからなかったのでありました。「パーフェクト・ウェイ」という曲だけはめっさ素晴らしいと思ったものの、ソウルやファンクみたいな音楽を全く聞いたことが無かった当時のわっちには、「何だかよくわからないヘンな音楽」にしか聞こえなかったんですよね~。そりゃあニューウェーヴだのネオアコだのばっかり聞いていた白人至上主義の人種差別野郎だったゴミクズ同然の当時のわっち如きに、スクポリの良さがわかるはずがありませんわな。

 しかしその後大学に入って世界中の色々な音楽を聞きまくるようになり、ソウルだのファンクだのレゲエだのとお友達になって来ると耳も全然違って来まして、初めてこの盤を聞いた時から何年も経ってようやくスクポリの素晴らしさに気が付いたのでありました。そしてそれからまた時を経て現在の耳で聞いてみると、やっぱり素晴らしいんですよね~。今聞いてもめっさ斬新で超絶ハイパーな音作りだと感じられますし、ブラックミュージックをたっぷりと吸収しつつもロック的なダイナミズムもビシバシに感じられるのがステキです。しかもオッサレーですし♪風変わりなハイトーンヴォイスは非常に特徴的ですが、オフ気味に録音してあってサウンドの一部みたいな扱いになっていますから、このハイパーな音にめっさ合っていると思います。

 わっちには、昔よりも今の耳で聞いた方が面白さがわかるこの盤でございますが、何と言いますか、ガキにはわからない音楽というのも存在しますわな~なんて、しみじみ感じるステキ盤だと思う今日この頃なのでやんす。
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