2016’04.27・Wed

「キューバ音楽の真実」

plaleyenddelamusicacubana001.jpg

 最近は日本の音楽ばかり聞いているような状況になっておりますが、まあ昨年からこの傾向がかなり強くなって来たとは思いますけど、今年に入ってから更に一段と拍車が掛かっている今日この頃。ガールズ・ロックバンドやらアイドルやらアニメ声優やら、色々チェックしていたら他に全然手が回らないのでありますが、別に他の国々の音楽に興味が無くなったワケではございません。現在は単に興味が日本の音楽に猛烈に傾いているだけであります。そんな折にブックオフにて見つけてしまいましたこのキューバ音楽の編集盤、珍しいですし買わざるを得ないって感じですかね~。

 ところでわっちが中村とうようという音楽評論家を嫌っていることをご存知の方はいらっしゃると思いますが、全25曲もの音源がビッシリと詰まったこの盤は、中村氏の選曲・編集になっております。わっちは評論家としての中村氏を嫌っているのですが、この手の編集盤制作者としての中村氏に関しては凄いと思っております。珍しくて面白い音源をズラリと並べて楽しく聞ける盤を作る能力は、唯一無二のモノでありましょう。ですので、わっちは中村氏を嫌っている割には中村氏が制作した盤を結構持っているのであります。

 今回の盤はキューバのポピュラー音楽を探るものになっておりますから、聞く前から素晴らしいモノになっているのはわかっているんですけど、聞いてみたらやっぱりイイですよね~。実にマニアックで学究的な面もありますけど、決して資料的価値だけに留まらず、ポピュラー音楽としての楽しさも十分に味わえるのがよろしいかと思います。収録されているのはトリオ・マタモロス、マリア・テレーサ・ベラ、アルセニオ・ロドリゲス、ベニー・モレー等々の超有名どころから全然聞いたことも無いような楽団まで色々とありますけど、どれもキューバ音楽らしい品のある優美さを湛えた音楽だと思います。やっぱり色々と聞くほどにキューバ音楽って素晴らしい、そう実感出来る盤に仕上がっていると思います。マジで大したモンですわ、中村とうよう…などと偉そうに上から目線で言ってみた。

 まあこれだけのブツであれば、キューバ音楽ファンのみならず、ラテン音楽に興味がある全ての人にお薦めしたいという気がしますね。どこを取っても聞き所満載って感じでありまして、キューバ音楽の幅広さと奥の深さを堪能出来ると思います。わっちが特に「おっ!」と思ったのは、8曲目のキューバ国立民俗楽団によるインストのブラスバンド演奏であります。キューバのブラスバンド演奏なんて聞いた覚えがありませんし、ズンドコしたリズムに載ったブラバン演奏が、マーチングバンド的な勇ましさや勢いを感じさせつつもやっぱりキューバ的な味わいがあるというのが、何だか妙にステキなのであります。そしてそれに続く9曲目のセステート・アバネーロの瑞々しいソンとの対比が素晴らしく鮮やかでありまして、この盤の一つのハイライトになってると感じられます。う~む、見事な編集じゃないですか中村君…などと、偉そうに上から目線で言ってみた。何にしても素晴らしくステキ盤であることに間違いは無く、幅広くお薦めしたいアルバムであります~♪ちなみにわっちが一番好きな曲は、22曲目の「ババラバティリ」です。
スポンサーサイト

Categorieラテン  トラックバック(0) コメント(0) TOP

Next |  Back
Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可
この記事のトラックバックURL