2016’05.12・Thu

がんばれ!VICTORY 「十代発表」

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 佐賀県唐津市出身のガールズ・ロックバンド、がんばれ!VICTORYの今年発表のメジャーデビューアルバムであります。前に同じく唐津出身のたんこぶちんというガールズ・ロックバンドを取り上げましたが、元々は小学校の同級生達で一緒にバンド活動をしていたものの、音楽の好みの違いで部活の顧問の先生に2つのバンドに分けてもらったということで、言わば姉妹バンドであります。田舎出身だけに、たんこぶちんと同様ルックス的には垢抜けないイモ娘集団ですが、まあその内キレイに…。

 この連中は元々VICTORYという名前で活動していたようですが、スタッフが色々とミッションを与えてそれをクリアしなければ解散だの次のステップに進めないだのと、まるでアイドルグループみたいなことをヤラされているらしく、そんなミッションの中のダイエット企画に失敗して「がんばれ!」をグループ名の前に付けさせられたんだとか。ロックバンドにそんなことをさせる必要があるのかどうかは知りませんが、気まぐれな十代女子のモチベーションを維持させるにはそれもアリなのかな?まあ世間ではアイドルグループ扱いのこの連中なんですが、この盤を聞いてみればわかりますけど、実力的には立派なロックバンドであります。全員95年生まれで昨年ハタチになったばかりなんですが、歳に似合わぬ図太いバンド演奏には驚かされますよ。そこにちょっとアイドルっぽさを加えた青春ヴォーカルが乗って来るという感じで、たんこぶちんよりはバンドとしてのバランスは遥かによろしいかと思います。

 この連中は「絶対生音主義」と「平成オールドロック」という2枚看板を掲げているらしく、打ち込みとかは使わずに音は全て自力で出すということと、70年代あたりのロックの良さを現在に伝えるということに、徹底してこだわっているんだそうです。昔からロックを聞いて来た人間からすれば、「平成生まれの小娘どもが何を生意気抜かしとんねん」って感じではありますが、わっちはその心意気は買いたいですね~。実際に音を聞きますと、ゴチャっとした音の塊をぶつけて来る手作り感満載の図太いハードロックな演奏は実に爽快です。ジタバタしつつも必死で楽器を鳴らしている生身の女の子達の姿が見えて来るような演奏とでも言いますか。どうやらエアロスミスとかAC/DCなんかをお手本にしているらしいんですけど、思わず「なるほどね~」と納得させられてしまいますね。

 ぶっちゃけ、がんばれ!ビクトリーはかなり良いバンドだと思います。アイドルバンドなどと侮ること無かれ。演奏もちょいハスキーな歌声も実にカッコ良く、音楽に対するストイックな姿勢が伝わって来ますし、甘えた所が一切感じられないのもステキです。ダサい田舎者の小娘どものクセに、実にイイじゃないですか、がんばれ!ビクトリー。この手の女子ロックバンドってなかなか長続きしませんけど、「絶対生音主義」と「平成オールドロック」の看板を外すことなく、これからもシッカリと活動を続けて行って欲しいですね~。わっちは応援しますよ!
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