2016’06.14・Tue

吉川友 「YOU the 3RD.~WILDFLOWER~」

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 アイドルだか何だかよくわかりませんが、吉川友(きっかわゆう)の昨年発売の3枚目のアルバムであります。なかなかの美人さんですので以前から気になっていた人なんですけど、この度ようやくゲットすることが出来ました。吉川さんって元々はハロプロの研究生らしくて、調べてみたら元モーニング娘の暴言姫・久住小春とユニットを組んでいたこともあるんですね~。その後ハロプロを卒業したのかどうかは知りませんが、ソロ歌手としてデビューしてブツをリリースする一方で、アニメ声優をヤッタり舞台もヤッタりと幅広く活動しているようです。現在24歳らしいですが、なかなか順調な仕事振りですね~。

 そんな吉川さんの今のところの最新盤がコレなんですが、ちょっと評判になった17分以上にも及ぶ大作シングル「花」を含む、全10曲になっております。わっちはこれまで吉川さんの歌はマトモに聞いたことはありませんでしたので、めっさ楽しみ~ってことでワクワク気分で聞き始めたのでありました。だって美人さんだし~♪・・・ありゃりゃ、でも何だかヘンだな。声はちゃんと出ていますし、落ち着きつつも可愛らしさがあってイイ歌声ですし、かなりシッカリと歌えているんですよ。と言いますか、アイドル出身なんてバカにしていたら返り討ちに遭ってしまうぐらいの実力の持ち主だと思います。しかしですね、何だか響かないんですよ、わっちの耳には。

 ところで最近、非常に鋭い音楽記事を書かれるAstralさんのブログで「歌しか残らない歌」という興味深い記事が連載(?)されているんですけど、もしよろしければ是非お読みいただきたいのですが、吉川さんの歌を聞いてわっちはハタとその記事のことを思い出したのでありました。Astralさんは歌い手の自意識が感じられるような歌は聞いていられないとおっしゃるのですが、わっちが吉川さんの歌を聞いてもあまり惹かれないのは、吉川さんの自意識が出ている歌だからなのではないかと思うのであります。何と言いますか、曲とか歌を聞かせるという感じではなくて、「ワタシってこんな歌い方も出来るし、声にこんな表情を付けることも出来るんです。だからワタシの歌を聞いてね!」って感じがするんですよ。まあ歌手が自分の歌を聞いて欲しいと思うのは当然ですけど、歌に心を込めるのではなくて、歌を通じて自分を聞かせることに意識が向いているって気がするんですよね~。だから歌が何とも表面的で、上滑りしているとでも言いますか。

 やはりですが、歌に心を込めてもらわないと、わっちには伝わらないんですよ。もちろん吉川さんの歌が素晴らしいと感じる人も多々おられるでしょうし、確かにシッカリと歌えているんですけど、それは表面的な部分の話でありまして、歌の中にはちっとも心が込められていないと、わっちには感じられるのでやんす。吉川さんの意識は歌にではなくて、歌を歌っている自分に向けられているような気がします。それじゃあ当然肝心の歌の中身は充実しませんよね~。折角イイモノを持っているんですから、勿体無いですね。吉川さんの今後は、本人の意識の持ち方次第でありましょう。
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