2016’06.16・Thu

BRONSKI BEAT 「THE AGE OF CONSENT」

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 ちょいと前になりますが、ブックオフの500円棚を見ていた時に発見しました、イギリスのロックバンド(なのかな?)、ブロンスキ・ビートの1984年発売のデビュー盤です。こんなグループのことを覚えておられる方は少ないかと思いますが、当時は「WHY?」なんて曲が日本のラジオでも結構オンエアされていたかと記憶しております。何とも風変わりなファルセットヴォーカルがなかなか強烈な印象がありまして、わっちの耳には結構シッカリと残ってしまっているんですよね~。中心人物だったヴォーカルのジミー・ソマーヴィルというおっさんはすぐにこのバンドを脱退して、コミュナーズなんてバンドを結成したんですけど、わっちはコミュナーズは結構好きでブツも何枚か持っておりました(もう手元にはありませんが)。でもブロンスキ・ビートのブツは一度も聞いたことが無くて、ブックオフで見つけた時は思わずテンションが上がってしまったりして。

 ブロンスキ・ビートの最大の特徴は(コミュナーズもそうですが)、ジミー・ソマーヴィルの甲高いファルセットヴォイスであります。「あの気持ち悪さが気持ちイイ」というタイプの不思議な歌声なんですけど、各所で言われている通りなかなかにソウルフルな歌声でありまして、しかもフニャフニャしているようで意外に芯のある力強さが感じられるんですよね~。ファルセットな歌声ってキモイだけってことがありますけど、このおっさんの場合は単にキモイだけではないところがよろしいかと。そしてこの歌声が、如何にも80年代的なエレポップのダンスビートにめっさ合うんですよ。音的にはコミュナーズの方が色々ヤッテいたと記憶しておりますが、この歌声にはエレポップダンス路線の方が合っているように感じられます。

 それから、これはイギリスの白人グループらしいっちゃあらしい所なんですけど、ブラック・ミュージックへの憧れと言いますか、敬愛具合がシッカリと感じられるのがイイんですよね~。軽いエレポップ風の音楽でありながら、ソウル・ブルース・ジャズなんかの影響が素直に出て来ているのが、何だかとっても微笑ましいと思います。同時代のブラコンなんかに比べても、コッチの方が遥かにソウルが感じられる音楽に仕上がっていると思います・・・って、この時代のブラコンなんてあまり知らないんですけどね。何にしても、意外なほどジックリと楽しめるエレポップってことで、もっと評価されてもいい作品なんじゃないかな~って思います。

 あと、別にどうでもいい話ですが、わっちがゲットしたのは国内盤でありまして、解説が付いていましたので何となく読んでみました。ライターはストロベリー・スウィッチブレイドの解説でヒワイイ大使のこにたんがぶった斬った山田道成というおっさんですが、これまた酷い解説なんですよ。ブロンスキ・ビートの連中ってゲイなんですけど、解説ではゲイ・パワーがどーのこのばっかり書いてあって実に下らないんですよね~。そんなことしか書けないヤツが音楽評論家ヅラしていた80年代って、イイ時代だったんだかどうだったんだか。
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