2016’06.21・Tue

LUCKY SOUL 「THE GREAT UNWANTED」

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 イギリスのロック&ポップスバンド、ラッキー・ソウルの2007年のデビュー盤であります。ブックオフの500円棚で発見したのですが、ジャケからして何だかイケてそうな気がしましたのでゲットした次第でございます。調べてみますとこの盤、大傑作と評判のようでありまして、各所で絶賛の嵐状態なんですよね~。へ~、そんなに評価の高いブツだなんて、全然知りませんでした。2007年頃は個人的にタイのルークトゥンなんかの東南アジア音楽にどっぷりと使っておりましたので、洋楽ごときに興味なんてありませんでしたし。

 このブツって何がそんなに評判になっているかと言いますと、60年代のオールディーズ風の所謂温故知新タイプの音楽をヤッテいるからなんですが、まあこの手の音楽をヤッテいる連中って世界中に多々いるものであります。そんな中でこの連中が特に評判になったのは、偏に紅一点のヴォーカルでありますアリ・ハワードによるところが大きいんじゃないかと思います。巷ではサンディ・ショウとかダスティ・スプリングフィールドやロネッツなんかを引き合いにして語られていることが多いようですが、「キュートで可愛くてもう最高!」なんて大絶賛状態でありますね~。わっちからすれば目付きの悪いクソ生意気そうな女に見えるんですけど、世間はブロンドの白人女に甘いようでありますな。

 音楽的には60年代のモータウン・サウンドの再来なんて言われていますが、まあその通りでありましょう。オールディーズ・ポップスに対する素直な敬意や憧れが感じられるのが好ましいと思います。あの頃のポップスをちょっとロックなアレンジでヤッテみせたのが新鮮に響いたんだと思いますが、ノスタルジックでシンプルな美メロポップスってことで、誰にでも好かれるタイプの音楽であります。わっちもこの手の音楽は好きですし。ただ、タイのラ・オン・フォンや日本のマニアック女子の加藤紀子とかマキ凛花、イギリスのヴィクトリア・ハート、ドイツのアネット・ルイザンなんかを既に聞いてしまっているわっちの耳には、そこまで新鮮には響かないのも事実であります。

 この連中が評判になったのって、多分ですけど、ロックやポップスの本場と目されているイギリスから出て来た白人のバンドだからというのが、大きな要因の一つなんじゃないかな~って気がします。だって1998年に加藤紀子が「スーベニール」なんて温故知新型の素晴らしいポップス盤を出した時、誰も取り上げたりしなかったですよね?マキ凛花にしてもラ・オン・フォンにしても、全然評判になりませんでしたし。白人のヤルことをありがたがって評価するという白人至上主義的な傾向って、日本の洋楽好きには結構あるんじゃないかと思いますが、如何なモンですかね~。コレを絶賛する人なら、日本のポップス・モンスター吉澤嘉代子もちゃんと評価しなさいよ、などと文句の一つも言いたくなる今日この頃。まあラッキー・ソウルは良いバンドですし、このブツも気軽に楽しめるステキポップス盤だとは思いますけどね~。
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ころん 様

知らない人たちですけど、YouTubeでチェックしたら結構いいですね。
まぁ、おっしゃるとおり、ラ・オン・フォンやアネット・ルイザンにシンパシーをより感じるのも事実ですけど。
個人的には、この手ですと、片岡知子さん率いるインスタントシトロンやオランダのルーム・イレヴン、インドネシアのモッカあたりが好きですね。
とはいえ、オフの安棚で遭遇したら是非ゲットしたい人たちかと。

おやぢ:2016/06/22(水) 21:48 | URL | [編集]

>おやぢ様
この連中、好き者の間で評判になっているだけのことはあって、なかなか良いと思います。ただ、この手の音楽をヤッテいる優れた連中が他にも多々いますので、コレが大傑作だなんて言われると、ついつい反抗してみたくなったりして・・・。
インスタント・シトロンとルーム・イレヴンは名前しか知らないのですが、機会があれば是非聞いてみたいと思います!

ころん:2016/06/22(水) 22:15 | URL | [編集]

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