2016’07.08・Fri

DOK-OR TOONGTON 「OAK HUK WAN HAE TIEN」

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 タイのモーラム歌手ドークオー・トゥントーンの2003年アルバムです。多分コレがデビュー盤なのではないかと思います。ドークオーのブツはこれまで何枚か取り上げた事がありますが、ドークオーの名を日本の好きモノの間に一躍広めたのは、妹のガントーンと組んだアルバムでありましょう。美人姉妹のモーラムということで、タイ人のみならず日本人も狂喜乱舞したのは記憶に新しいところでございます(?)。そんなドークオーのデビュー盤がコレになるワケですが、なかなかイケてますよ~。

 ドークオーは最大手のグラミーからデビューしておりまして、それだけでも実力の程はわかるかと思いますが、実際にマジ上手い歌手ですよね~。モーラム3人衆(他はエーンナ・アリサーとブンター・ムアンマイ)中ではアリサーほどモーラムの教科書の如く地味なワケでもなく、ブンターほど色香が漂うワケでもなく、60年代とか70年代の重量級の猛者達の面影をシッカリと残している歌手だと言えるでしょうね~。もちろんドークオーの歌い口もバックの音も現代的にスッキリと洗練されておりますので、昔のモーラムみたいにヘヴィな感覚はありませんけど、発声や歌い方がバーンイェン・シーウォンサーとかクワンジット・シープラジャンなんかに通じる所があるように感じられるのであります。

 最初にこの人の歌を聞いた時は、えらく冷徹で淡々としているな~と思ったものでしたが、こうやって現在の耳で聞いてみますと、キレイな顔立ちに似合わないベチャっと潰したような歌声が意外なほど昔のモーラム歌謡っぽくて、めっさイイんですよね~。アリサーやブンターはもっとスッキリした軽めの歌い口ですから、モーラム3人衆の中ではドークオーが一番昔のモーラムの流れを受け継いでいる歌手だと言えるでしょうね。

 ドークオーはこの後2枚目のアルバムを出してから暫く消息不明になるのですが、妹のガントーンとのデュオ・アルバムで復活して一躍脚光を浴びたのは周知の事実であります。もしかしたら妹が成長するまでブツを出すのを待っていたのかもしれませんね~。何にしても今後は妹と一緒にモーラム界を盛り上げて行って欲しいな~なんて思っていたのですが、現在のタイ音楽業界がこの惨状ですから、モーラムもルークトゥンも何がどうなっているのかな~んもわからない状態ですわ。お手上げ~♪
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