2016’07.10・Sun

R.E.M. 「GREEN」

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 既に解散してしまいましたが、メリケンのロックバンドR.E.M.の1988年発売の6枚目のアルバムであります。前から何度も言っていますけど、わっちはIRS時代のR.E.M.は大好きなんですが、メジャーデビューを果たしたこの盤の良さがわからなくて、ロックを含む英米の音楽そのものを聞くのがイヤになったという経験の持ち主であります。そこでロックを一度見捨てたからこそワールド系音楽の大海に飛び込むことになったワケでありますが、もしかしてこの盤はわっちをワールド系音楽の底無しの世界に突き落とした張本人ってことになるのかな?

 まあこのブツを聞いた頃わっちはまだ十代の小僧でしたので、この盤には小僧にはわからない要素が多々あったのかもしれません。ですのでいつかはこの盤をちゃんと聞き直さなければならんな~と思っていたのですが、ブックオフの280円棚でコレの国内盤を見つけましたので(500円棚ではよく見かけてたんですけど)ゲットしてみたのであります。さてさて、現在のわっちの耳には一体どのように聞こえるのか、楽しみなような、ちょいと怖いような、複雑な気持ちで再生してみたのでありました。すると…。

 ぶっちゃけ、悪くはないじゃないですかコレ。メロディは充実していてアレンジも工夫されていますし、歌も演奏も力強くて、メジャーデビューということでかなり気合を込めて作った様子が窺われます。当時のわっちには、R.E.M.はモヤモヤとした得体の知れないバンドじゃなければならない、という思い込みがありましたので、力強いR.E.M.なんてR.E.M.じゃないってことで拒否反応が出たのでしょう。現在のわっちにはR.E.M.に対する思い入れなんてコレっぽっちもありませんから、素直に力強いR.E.M.を受け入れられますので特に抵抗無く聞くことが出来ます。ただ、こんなメジャー感の無い音楽がメジャーから出たというのは、やっぱり何だか不思議な気はしますけどね~。

 まあ力強い作品とは言っても、アコースティックで繊細なタッチのフォークっぽい曲も色々と入っておりまして、そのタイプの曲を聞くと60年代とか70年代のアシッド・フォークとか英国の電化トラッドなんかを、80年代の終わりかけの時代に再現してみせたのかな~なんんて気がして来るんですよね~。本人達にそんな意識があるはずは無いんですけど、音の感触が何だかそんな感じなんですよ。仕上がりとしましては、エレクトリックな力強い部分とアコースティックでメロウな部分が共存している作品でありまして、躁鬱どちらのR.E.M.も聞けるおトク盤(?)と言えるのかもしれません。R.E.M.入門盤としては適しているのかな~という気がする今日この頃、まあ別に今更どうだってイイんですけど。
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