2016’08.02・Tue

理亜るなジャズ記録~STEVE COLEMAN & FIVE ELEMENTS 「SINE DIE」

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 皆様大変にご無沙汰しております、私老化防ぎ隊の理亜です。本当に久し振りの「理亜るなジャズ記録」ですが、今回はアメリカのジャズバンド、スティーヴ・コールマン&ファイヴ・エレメンツの1988年のアルバムを取り上げます。ころんさんによると、「ミュージック・マガジン誌周辺で非常に評価が高かったアルバム」なんだそうで、「常に高慢ちきな中村とうようが、『色々な黒人音楽を聞いて来たMM誌の読者にはこの良さがわかる』みたいな偉そうな言い方をしていた、めっさ気分の悪い盤」なんて言ってましたけど、そんなこと言うなら買わなければいいのに・・・。でもわざわざ私の為に買って来てくれましたので、それはとてもありがたいんですけどね。

「気分が悪いのなら、買わない方がいいのでは?」by理亜
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 コールマンさんのアルバムは以前一度だけ取り上げた事がありますが、非常にシャープでクールなカッコいいロック&ファンク・ジャズ盤ということで、私には印象的な作品でした。このアルバムも路線としては同じなのですが、更にクールな感覚が強まっていると感じられます。冷静にサウンド全体を見渡して、細部まで音をコントロールしているような感覚がある気がします。コールマンさんが吹くサックスがジャズ的な演奏なのかどうかはジャズど素人の私にはよくわかりませんが、決して熱くなることなく淡々と吹いている様子は、リーダーとして冷徹に音を見極めているような感じがしますね。そしてバンドのメンバーもそんなリーダーの意図を汲み取って、シッカリとクールに演奏していると感じられます。

 どの楽器も素晴らしく良い音で鳴っていると思いますが、私が特に好きなのはベースとドラムのリズム隊ですね。変拍子ということが特にクローズアップされているようですけど、その複雑なリズムが本当にカッコいいんです。踊るのには適していないかもしれませんが、聞いていると気分が高揚して来る感覚がありますよね?クールな中に熱さを忍ばせている演奏だと、私には感じられます。私もドラム担当として、こういう演奏が出来るようになりたいですね(←「理亜ってドラム担当でしたっけ?」byころん)。

 ただ、唯一違和感があるのが、カサンドラ・ウィルソンのヴォーカルです。この音楽にカサンドラさんの歌って必要なのでしょうか?あまり体温を感じさせないクールな歌い口ですので、コールマンさんの音楽には合っているのかもしれませんけど、私には何の為にこの人の歌が入っているのかがイマイチよくわからないのです。楽器だけで十分過ぎる程カッコいいのに、余計な要素を付け足していると言いましょうか。「カサンドラさん、余計な歌で他の楽器の音を聞こえにくくしないで下さい」って言いたくなってしまいますね・・・カサンドラさんのファンの皆様、勝手な事を言いまして申し訳ございません。でも私には、この歌さえ無ければ完璧なアルバムだと思いますので、何だか残念でならないのです。

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。
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