2016’08.04・Thu

SEZEN AKSU 「SERCE」

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 とりあえずネットだけは繋がるようになりましたので、ボログの更新をしておこうと思います。今回のネタは、トルコ・ポップスの大物中の大物セゼン・アクスの、1978年発売の2枚目のアルバムであります。2枚組21曲入りという大作であります。まあ今でこそアクスはトルコ・ポップス界の超大物でありますが、このブツの頃はまだ人気に火が着き始めた時代でありますね。写真を見てもまだまだめっさ若いですが、妙にギラついた目付きが印象的であります。う~む、何だかちょっとコワイわね~。ちなみにこのブツ、ブックオフの280円棚で発見したのですが、アクスのこんな昔のブツがブックオフで手に入るなんて思ってもいませんでしたね~。ただ、安くゲット出来たのは嬉しいんですけど、ブツに値札を直で貼るのはやめてくれやブックオフ!

 わっちが始めてアクスのブツを聞いたのは学生の頃でしたが、実はその頃からアクスって苦手でありまして、その後何枚もブツをゲットしたもののどれも耳に馴染まず、ことごとく売り払ってしまったんですよね~。どれを聞いてもあまりに堂々と歌い上げる歌唱がイマイチ苦手と言いますか、この歌のせいで音楽を冷静に味わうことが出来ないと言いますか。多分10枚位は聞いたことがあるかと思いますけど、今は1枚しか残っておりません。で、この2枚組でありますが、多分苦手なんだろうな~と思いつつ再生してみると・・・意外なことに(?)コレはなかなかイイ感じではないですか!

 アクスの歌はこれまで持っていたイメージ程は歌い上げていない感じですし、スンナリと耳に入って来ます。そして何よりもイイのが、このメロディでございますよ。元々メロディ・メーカーとしての才能は非常に優れたモノを持っている人でありますが、このブツにはアジア歌謡好きの耳にフィットするメロディが満載なんですよね~。多分60年代とか70年代の日本の歌謡曲がお好きな方にも馴染める曲が、多々あるんじゃないかと思います。特に1枚目はそんなタイプの曲が揃っていまして、「なんだ、若い頃のアクスってめっさ素晴らしいじゃん!」なんて、素直に感じ取る事が出来ますよ!アクスが苦手な方にもお薦め出来るブツだと思いますね~。

 2枚目も基本的にはアジア歌謡的な曲が入っておりまして実にイイ感じなんですけど、突然6曲目に「ウードの即興曲」なんてのが入っていて古典音楽に切り替わりまして、7曲目以降は何故かサナートが並んでいます。この6曲目以降はLPで言えばB面に当たるんだと思いますけど、歌謡ポップスだけではない本格派の歌手としての実力を見せ付ける為に、意図的にこのような構成にしたんでしょうね~。う~む、流石にギラついた目付きをした野心家でありますな。コワイわね~。野心家の計算通り、その意図は聞き手に十分伝わると思います。だってわっちみたいなケーハクな者にさえも、アスクの実力の程はビシバシに伝わって来ますからね~。マジ凄いっすわ、セゼン・アクス。これまでアクスを好きになったことってありませんでしたけど、コレは素晴らしい傑作だと思います!
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