2016’08.11・Thu

CHARLOTTE GAINSBOURG 「5:55」

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 邦題が「魅少女シャルロット」なんてアルバムをゲットしたのは、大学生になったばかりの頃でした。大阪は梅田の中古盤屋BIGPINKにてLPを確か1500円で買った記憶があります。当時はまだワールド系音楽の大海へ旅立つ前の時期でありまして、まだ白人至上主義的な考えを持っていた小僧でしたので、ヴァネッサ・パラディだのシャルロット・ゲーンズブールだののフレンチ・ロリータに萌えまくっておりました。思えばあの頃は白人女とかめっさ好きだったな~。今や南蛮人だの毛唐だのと言って毛嫌いしているのに(アジア女子がやっぱり最高!)。

 今回のブツは、シャルロットの20年ぶりのアルバムということで話題になった2006年発売のブツでありますが、それ以上に話題になったのはナイジェル・ゴドリッチのプロデュースということでありましょう。ゴドリッチと言えばレディオヘッド(何故ラジオヘッドと表記しないのでしょう?)のアルバム「OK牧場」で有名になったおっさんですが、わっちもそのアルバムは聞いたものの全く内容を覚えておりませんし、聞き直す気もありません。その後ゴドリッチは引っ張りダコの名プロデューサーになるのでありますが、シャルロットのプロデュースをするに至った経緯はよく知りません。と言うか、興味無いし。

 というワケで、ゴドリッチがプロデュースしたからといってその特長とかは全くわからないんですけど、グオーンという地響きがするような重苦しくて閉塞感のある音には、シャルロットの下手っぴーな雰囲気重視の囁きヴォーカルがなかなかに合っていると思います。何と言いますか、コンピューターが支配している世界をフワフワと漂っている天使とでも言いましょうか、まるで現実感の無いアニメの世界のような音楽になっていると感じられますが、だからこそこのブツは高く評価されているんじゃないでしょうか?重苦しくてもメロディはなかなか美しいモノが揃っていますし、意外に癒し系の音楽になっているかな~って気がしますね。

 わっちはこのブツを「魅少女シャルロット」のイメージを持ったまま聞いたんですけど、音作りや曲は全然違うとは言え、あまりイメージを崩されるようなことはありませんでしたね~。魅少女は魅少女のままだったって感じでしょうか。20年ぶりのアルバムなのに、これは凄い事じゃないですか?マリアンヌ・フェイスフルみたいに「変わり果てた姿」を晒す人もいれば、シャルロットみたいに変わらない人もいるという、なかなかに現実って面白いモノですよね。こうなって来ると、ベックがプロデュースしたという次のアルバムも聞いてみたくなって来たぞ?
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