2016’09.10・Sat

理亜るなジャズ記録~BILL EVANS TRIO 「PORTRAIT IN JAZZ」

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。今回の「理亜るなジャズ記録」ですが、ビル・エヴァンス・トリオの1959年のアルバムを取り上げます。ころんさんがブックオフの280円棚で見つけて来てくれました。ジャズ担当ながらジャズど素人の私ですが、そんな私でもこのジャケットは知っています。ジャズ・ファンの間では(音楽ファンの間では?)名盤との誉れ高い作品ですよね。音楽好きな方であればご覧になったことがあるジャケットかと思いますが、翼ちゃんが一言、「これってタモリ?」。タ、タモリですか・・・。タモリさんよりはスーパーマンの人の方が近いように見えますけど・・・。でも独特のビジネスマンみたいな端正なルックスで、ステキなジャケットだと思います。

「タモリじゃないの?」by翼
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 このアルバムはピアノ・トリオ編成で録音されていますが、ピアノがエヴァンスさん、ベースが天才と謳われたスコット・ラファロ、ドラムがポール・モチアンという最強トリオですね。別にどうでもいい話ですが、ころんさんによると「ドラムはポール・餅あんじゃなくて、モーシャンでやんしょ?」とのことです。ポールさんって日本では昔から「餅あん」ですし、今更「モーシャン」なんて言っても誰にも通じませんから、私はあんころ餅みたいな読み方でも仕方ないと思いますが、皆様は如何でしょうか?

「餅あんで良いのではないでしょうか?」by理亜
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 私はピアノ・トリオの演奏には殆ど馴染みが無いのですが(そもそもジャズにあまり馴染みが無いのですが)、このアルバムの演奏は素晴らしく綺麗ですよね?ジャケットの通り端正に整った音楽だと感じられます。特にピアノは都会的に洗練された響きがあって流れるようにスムーズで、とても品があると思います。雰囲気的には、男女がオシャレなバーでオシャレなカクテルを手にオシャレな夜を過ごす時に流れているBGM、という感じがしますね。これは良いことなのかどうなのかはわかりませんが、「ジャズってオシャレ!」というイメージを助長するような音楽と言えるのではないでしょうか?

 まあオシャレであるかどうかは聞く側の受け取り方ですので、エヴァンスさん達が「オシャレな音楽を演奏しよう!」なんて考えていたわけではないと思います。演奏の結果、オシャレな感覚があったということなのでしょうね。このアルバムはジャズ・ファンから「凄いインタープレイの応酬」と高く評価されていますが、オシャレな雰囲気を纏いつつ、よく聞くとリラックスしながらも程好い緊張感を持った演奏が繰り広げられているように感じられます。実際のところは、ジャズど素人の私には何がどう凄いのかはよくわかりません。でもラファロさんのベースが音全体をグイグイと引っ張って行く推進力となって、モチアンさんのドラムが後から追い立てるように煽って行き、エヴァンスさんのピアノが球乗りみたいにその上をコロコロと転がって行く様子は、とても聞き応えがあって素晴らしいと思います。

 ころんさんは「キチガイみたいにワケわからないバド・パウエルなんかとは違っていて、めっさ聞きやすいし、ジャズ的な面白さも十分に感じられるステキ盤でやんすね」なんて言ってましたけど、パウエルさんがキチガイかどうかはわかりませんが、確かにその通りだと思います。私は個人的にダラー・ブランドのアフリカ的大らかさを感じさせてくれるピアノが大好きなのですが、エヴァンスさんの洗練された白人的美しさのあるピアノも、とても素晴らしいと思います。とりあえずは、ジャズ・ファンの間で「リヴァーサイド4部作」と言われているエヴァンスさんのアルバムは、全て聞いてみたいな~と思いました。ころんさん、またブックオフで見つけて来て下さいね!

 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。
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