2016’09.13・Tue

NAHAWA DOUMBIA 「MANGONI」

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 マリの女性シンガーソングライター、ナハワ・ドゥンビアの1993年のアルバムです。ブックオフの500円棚で発見致しました~♪本来ならアフリカ担当のヒワイイ大使ななみーがネタを書くはずなんですけど、今回はわっちが書かせていただきますね(ななみーには思いっ切り張り手をかまされましたが)。ところでナハワさんのことを「シンガーソングライター」と書きましたが、その言葉で普通一般にイメージされるアコギを抱えて弾き語るタイプの歌手とは全然違っていまして、これまで女性グリーオとして取り上げた事がありますファンタ・ダンバとかタタ・バンボ・クヤーテアミ・コイタなんかと同じような、グリーオ系の音楽をヤル人であります。「グリーオ系」なんて書き方をするのは、ナハワさんが本物のグリーオなのかどうかがわからないからであります。まあグリーオであろうとなかろうと、聞く分には別にどっちだってイイんですけどね。

 ところでグリーオの女性歌手って、ハスキー図太い割れ鐘のようなドラ声を張り上げて歌うというイメージがありますけど、まあナハワさんもそんな感じではあるのですが、歌声にはグリーオ系には珍しいカワイイ感覚があるのがイイんですよね~。勿論迫力タップリに声を張り上げたりする場面もあるんですけど、ファンタ・ダンバとかタタ・バンボとかみたいな畏怖の念を起こさせるような緊張感のある金属的な響きを持った歌声ではなくて、もっと親しみやすくて温か味のあるリラックスした歌声ですので、女性グリーオって取っ付きにくいな~なんて思っている者にもスンナリと聞くことが出来ます。何だかんだ考えたり意識したりすることなく聞けたグリーオ系女性歌手は、ナハワさんが初めてですね~。

 この盤は93年の作品なんですけど、90年代のグリーオ系歌手の盤の音作りって、中途半端に現代的に電化された作品か、ひたすら伝統に則ったハードコアなゴリゴリアコースティック作品かのどちらかって印象があります。まあそれがグリーオ系の音楽を親しみにくくしている要因の一つなんじゃないかとわっちは思っているのですが、ナハワさんのこの盤はその辺のバランスがなかなかにイイ感じです。制作陣にはイブラヒマ・シラなんて怪しげな人(?)が名を連ねていますが、プロデュースは伝統を大事にする派のママドゥ・ドゥンビアがヤッテいるらしいですから(リードギターとしかクレジットされてないですけど)、電気楽器を多々使いながらも伝統的な味わいを損なわない仕上がりになっていますね。時にネバ・ソロのマリンバ作品を思わせるようなカッコいいところがあったり、時にサリフ・ケイタの「ソロ」の音を真似しようとしてスベってしまっているようなところがあったりしますが、その辺も含めた緻密じゃない大らかな(大雑把な?)感覚が、これまた微笑ましくてイイんですよ。わっちは全面的に支持致します!
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グリオの音楽は、ハープみたいな楽器を使った超伝統的なものしか聴いた事がないもので、これはどういう感じの音楽なのか、興味あります(^^)。

BACH BACH:2016/09/15(木) 19:44 | URL | [編集]

>BACH BACHさん
こんばんは。
ハープみたいな楽器とは、コラのことでしょうか?簡素な伴奏のグリーオもステキですけど、この盤みたいに電気楽器を取り入れたグリーオ系も、なかなか良いモノですよ~♪機会があれば是非!

ころん:2016/09/15(木) 22:20 | URL | [編集]

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