2016’09.21・Wed

グディングス・リナ 「大都市を電車はゆく」

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 シンガーソングビートメーカーと呼ばれるクディングス・リナ(G.RINA)の、2007年のアルバムです。以前から名前だけは知っている人ですので、神戸のりずむぼっくすでブツを見かけた時に何となくゲット致しました。実際に聞いてみますと、エレクトロなビートや音を駆使したクラブミュージック系の音楽なんですけど、実はワタクシ、そちら方面の音楽って全然知らないんですよね~。と言うか、興味が無いんですよ、苦手なタイプの音楽ですので。

 エレクトロなクラブミュージック系と言えば、90年代にMR.フィンガーズとかリル・ルイスなんかのハウスとか、2000年代にドット・アリソンのブツを聞いたことがあるぐらいで、他は殆ど聞いたことがありませんので、この手の音楽は聞き慣れていないのでありまして、と言うか、苦手意識があるんですよ。その点から言えばグディングス・リナのこの盤も苦手な音楽なはずなんですけど、何故か意外にスンナリと聞けてしまうんですよね~。まあ「めっさ面白い!」とか思って聞いているワケではないのですが、この人の音楽からは何だか知りませんけど日本的な侘び寂びみたいな情緒が感じられるような気がしまして、ついつい聞いてしまうんですよね~。

 グディングス・リナという人は日本とイギリスのクオーターらしいのですが、そのせいなのかどうかは知りませんけど、日本的なモノにこだわりがあるのかな~って気がしますね。韻の踏み方にしても五七五的なリズムが感じられる言葉の並べ方にしても、俳句だとか枯山水だとかの如何にも日本的なモノに通じる感覚を持っているように感じられるのであります。エレクトロな音と淡々とした歌からジンワリと滲み出て来る哀愁を帯びた侘び寂びの情緒が、実に不思議な人であります。クラブミュージックなんて日本的な趣からは懸け離れたモノってイメージがあるんですけど、別に相反するモノではないということを、クオーターのグディングス・リナさんがヤッテみせているというのが、とっても興味深いと思います。

 だからと言って別にエレクトロなクラブミュージックに興味が出て来たなんてことは全くありませんが、こういう音楽があるのを知ることが出来ただけでも良かったかな~と思いますね。もしかしたら日本的な侘び寂びを持ったクラブミュージックなんて他にもいくらでもあるのかもしれませんけど、だからってそれを探す気も無ければ聞く気もありませんし、とりあえずはこの盤を聞いていればそれでOKかな~と考えている、今日この頃なのでやんす。
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