2016’10.02・Sun

SARAH BLASKO 「AS DAY FOLLOWS NIGHT」

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 オーストラリアの歌手サラ・ブラスコの2009年のアルバムです。わっちはサラ・ブラスコなんて人のことは何一つ知らなかったんですけど、如何にも名盤という雰囲気のこのジャケに一目惚れしてしまい、思わずゲットした次第でございます。全然知らない人のブツを買う時は、唯一ジャケしか手掛かりはありませんしね~。インパクトのある美麗なジャケで、若くて美人さんっぽいですし、こりゃエエわって感じです。興味を惹かれてネットで検索してみたら、1976年生まれの39歳らしく、何だか「騙された!」って気分になったのですが、コレは間違えた方が悪いのです。若い娘と思って指名したら年増だったって状態なんですが、チェンジは効きませんからガマンするしかありません。

 アンニュイな雰囲気漂うキレイなジャケですが、年増の上に音の方もが素っ頓狂なハードコアパンクだったりしたらオーストラリアまでシバき倒しに行かなければなりませんが、聞いてみたらコレがジャケの雰囲気に合ったアンニュイ・ロックに仕上がっておりまして一安心。実はこのサラ・ブラスコという人、オーストラリアでは国民的な歌手らしく、わっちがシバいたりしたら国際問題に発展しそう・・・などというどうでもいい話はさて置き、「国民的歌手」なんて言われているだけあって、実にステキな歌手だと思います。歌声はビョークを引き合いに出されることがあるようですが、病苦がキライなわっちとしましては、リッキー・リー・ジョーンズっぽいと言っておきましょうか。上手くはないんですけど、儚げながらも存在感のある歌声でありますね。

 全体的にもジャケの通りアンニュイな雰囲気が漂っているワケでございますが、アコースティックな質感を生かしつつエレクトロな音もシッカリと導入しているあたり、なかなかのバランス感覚を見せていますね(プロデューサーの意向かもしれませんが)。夜に聞くのが相応しい暗い音楽ではあるのですが、重苦しさは感じられず、一人物思いに耽るといったタイプの音なのがよろしいかと。誰にだって一人でしんみりとする夜はあるでしょうから、暗くても共感を得られる音楽なんじゃないかな~って思います。だからこそオーストラリアでは国民的歌手なのでしょうし、陰影のある音楽が好きな人が多い(と思われる)日本でも、密かに人気はあるみたいですし。

 まあ地味っちゃあ地味な音楽ですけど、心が落ち着くタイプの音楽ですし、メロディや音の響きも美しいモノが揃っていますから、隠れた名盤として洋楽ファンには認定されているのではないかと推測致します。特に目新しいことをヤッテいるワケではないんですけど、それでも十分に新鮮で魅力的な音楽を届けることが出来るということを示してみせた、みんながお手本とするべき音楽・・・なんて言うと褒め過ぎですけど。何と言いますか、騙されて年増を掴んでしまった割にはハマってしまいましたね~。何だか化かされた気分ではありますが、年増もたまにはイイのかな~って感じでございますね~♪
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