2016’10.20・Thu

HELEN MERRILL

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 言わずと知れた、ジャズ・ヴォーカルの名盤中の名盤と名高いヘレン・メリルのアルバムであります。本来ならジャズ担当の私老化防ぎ隊の理亜がネタを書くはずなんですけど、珍しく「今回は書けません」と言われました。何故かと言うと、わっちと同じ感想を持ったからだそうです。ということは、このブツに対して否定的な意見を持ったと言うワケですね~。ジャズど素人の自分が、定評ある名盤中の名盤について否定的なネタなんてとても書けないということです。まあ賢明な判断ですね。しかし理亜が尻込みしても、わっちは書きますよ~ヘレン・メリルの否定的なネタを!

 このブツなんですが、これまで一度として聞いたことはありませんでしたけど、ジャケだけは高校生の頃から知っております。ことある度に「ジャズの名盤」として取り上げられていたブツですからね~。そんなに定評のある名盤ならわざわざ聞く必要なんて無いじゃん、などと思っていた為に今日まで聞かずじまいだったのですが、ブックオフの500円棚で偶然発見してしまいましたので、「これも何かの縁」ってことで覚悟を決めて(?)聞いてみようと思った次第でございます。

 で、聞いてみた感想でございますが、ヘレン・メリルってこんなに節回しが重い、もっさりとした歌い口の歌手なの?って思ってしまいました。わっちはワールド系音楽ファンに極めて評価の高いベトナムのレ・クエンとかを、「節回しが重苦しいからキライ」などと平気で言う人間ですが、わっちはヘレン・メリルからレ・クエンと同種の重苦しさを感じるのであります。バックの演奏は軽やかで実にイイ感じなのに、この歌が足枷になって全体の足を引っ張っている、そんな感じに聞こえるのでやんす。

 だってバック音はめっさ良い音で鳴ってるでしょ?トランペットなんて素晴らしく歯切れの良い音で鳴っていて、メリルの歌よりも遥かに歌っている感じがしますし、ギターもめっさムーディでカッコいいですし。それをメリルの歌が邪魔しているって言うか、オマエが余計な歌を聞かせようとするから楽器の音が聞こえへんやんけ!ってな気分なのであります。前に理亜がスティーヴ・コールマンのブツを取り上げた時に、カサンドラ・ウィルソンの歌って必要なの?なんて言ってたことがありますけど、このブツもまさにそんな感じです。タイトルが「ヘレン・メリル」ですから主役はメリルなのは当たり前なんですけど、主役がこの程度じゃ納得行かないな~って思うワケでございますよ。アジアとかアラブとかの凄い力量の歌手を色々と聞いて来た耳には、メリルなんて大して評価するような歌手には聞こえないのですが、皆様はいかがでしょうか?
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