2016’10.28・Fri

FRANK ZAPPA 「JOE’S GARAGE ACTS Ⅰ,Ⅱ&Ⅲ」

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 メリケンの怪人フランク・ザッパの1979年のアルバム「ジョーのガレージ」であります。アクト1から3までを2枚の盤に収めたブツですね。何だか知りませんけど、日本ではフランク・ザッパを好きだと言えば通とみなしてもらえる傾向がありますので、本当にザッパの音楽が好きなんだかどうなんだか疑わしい連中も多々いるのでありますが、まあザッパを語る連中っていかにも通ぶって「わかったような口を叩く」ヤツが多いので、通ぶったジャズファンに対するのと同様の警戒感を持っております。わっちはジャズファンがイヤでジャズが好きじゃなかったという実に筋の通らない人間ですが、ザッパファンがイヤでザッパをあまり聞こうとしなかったという、やっぱり筋の通らない人間でもあります。

 そんなわっちがブックオフの500円棚で見つけたこの盤、音楽ファンである以上はやっぱりザッパってどうしても気になる存在ではありますので、ついついゲットしてしまったのであります。現在はこの盤を含めて3枚しかザッパ関連盤は持っていませんが、思い出してみれば、あまり聞こうとしなかった割にはザッパ盤は結構持っていたんですよね~、殆ど売り払いましたけど。何と言いますか、ザッパの音楽ってセリフが多かったり妙に難解だったりと、わっちには親しみ難い要素が多いと感じられるのでやんす。この「ジョーのガレージ」もセリフが多い演劇風の作りになっていますので、最初聞いた時は「あ~、よくある寸劇ザッパかいな。英語やから何言ってんのか全くわからんし、やっぱり苦手やわ~」と思ったんですけど、ある事情で(?)3回ほど立て続けにウォークマンで聞くことになりまして、その時にふと腑に落ちたんですよ。あ、エエやん!って感じで。

 まあセリフが何を言ってるのかは全然わかりませんし、どんな筋書きの寸劇になっているのかも全く知りませんけど、ロックンロールや幅広い黒人音楽をベースにした音楽性が実にポップでユーモアに溢れていて、コレは音楽として聞いても十分に楽しめるということに、やっと気が付いたのでありました。メタルやらインダストリアル系の音まで内包している感覚もありますし、極めて雑食性の強いミクスチャーな音楽性が、実はわっち好みやん!な~んて今更ながらに気が付いたワケですから、わっちの耳もエエ加減なモンでやんすね~。しかも演奏がメッチャクチャに達者でまさに職人技って感じなんですけど、凄いことをヤッテいるのに凄いと思わせないところがイイですよね~。しかも嬉々として楽しみながら演奏しているという感覚がありますので、言葉がわからなくても十分に楽しめます。

 というワケで、今更ながらにザッパの面白さに気付いてしまったのでありますが、そうなって来るとこれまでに売り払ってしまったブツが惜しくなって来たりして。「奴等か俺達か」とか「シークヤブーティ」とか「イエロー・シャーク」とかマザーズのデビュー盤とか色々持ってましたけど、これからボチボチと買い直して行かなければならんかな~なんて思っている次第なのであります。いやはや、テメエの聞く耳の無さに、涙がチョチョ切れますわ♪
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