2016’11.03・Thu

宇多田ヒカル 「ファントーム」

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 わっちが信頼するブロガーAstralさんがコキ下ろしておられました、宇多田ヒカルの今年発売の新作であります。Astralさんは、KOHHとかいうラッパーが参加している曲の為にアルバム全体が汚れてしまい、その曲があるからマイナス500点!なんて感じられたそうですが、そんなに人の気分を害する曲って一体どんなの?という野次馬的な部分もありまして、興味津々でレンタルしてみた次第であります。まあ「花束を君に」という曲を聞いて、イイ感じに力が抜けた宇多田のブツを是非聞いてみたいと思っていたのもありますけどね~。

 ところでわっちは、宇多田ってデビュー当時から孤独で暗いってイメージを持っているんですけど、このブツでもそのイメージは変わりませんね。ちょいとくすんだダークなトーンはこれまでと同様って気がしますし、歌声もこれまでとそう変わらない宇多田そのものって感じです。でもこれまでと明らかに違うのは、その落ち着いた佇まいでしょうね。突っ張ったところとか尖ったところなんかが無くなって、優しい表情が出来るようになって来たと感じられます。人として成長した分落ち着きが出て来て、イイ感じに力が抜けたのでありましょう。歌手として一皮も二皮も剥けたような感じがします。イヤイヤ、コレは実にイイ傾向じゃないですか。Astralさんはこのブツの前半~中盤までは「これは傑作だ!」と思って聞いておられたようですが、わっちも「コレは間違い無く傑作やん!」と思いながら聞いておりました(4曲目の、椎名林檎のガサツで汚い声はイヤですが)。

 で、いよいよですよ。問題の9曲目、KOHHとかいうラッパーが参加している「忘却」という曲に差し掛かりました。さてさて、どんなに酷い仕上がりなのかワクワクしながら(?)聞いたのでありますが・・・うわ~、確かに酷いわコレは!Astralさんの情報がありましたから事前に心構えが出来ていましたので、それ程ショックを受ける事はありませんでしたけど、何じゃこのKOHHというクズは?一体誰がこんなカスみたいなヤツを呼んだ?曲自体も宇多田の歌もイイ感じなのに、それを貶める為だけに存在しているゴミラップ(ラップじゃなくて単なる喋り?)、コレは変な音楽好きのわっちでもムカつきますわ。この曲を素晴らしいと感じる人もおられるんでしょうけど、まあ人それぞれなのでそれは別にイイんですが、宇多田ファンなら怒って欲しいな~って思います。

 このブツ、全体としてはダークな色彩の音世界が展開されていまして、音楽的にはR&Bをベースにしてはいますけど、声が細い分歌い上げるような事はありませんから、巷に溢れるエセR&B歌姫みたいな聞き苦しいところは無く、実に落ち着いた仕上がりなのがよろしいかと。R&Bというよりはアンビエントな独白でも聞いているような印象で、宇田多と一対一で向き合っているような感覚がありますね。さり気なく人を強烈な磁場に引きずり込む力は流石に宇多田って気がしますし、KOHHとかいうクズのクソラップがあるとは言え、わっちはこのブツはやっぱり傑作かな~と思います。でもそう思えるのは、Astralさんの情報で心の事前準備(?)が出来ていたからなのは間違い無く、Astralさんには心から感謝したいと思います!ありがとうございます~♪
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