2016’11.16・Wed

チャラン・ポ・ランタン 「借りもの協奏」

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 ココ何年ものJ-POPものの傾向ですが、どいつもこいつも猫も杓子もカバー・アルバムを濫発しまくるという状況に、辟易しております。そりゃあヒットした過去の曲に頼れば、ある程度のクオリティは最初っから保証されていますから、作る方も聞く方もあ~んしん♪ってことにはなるんでしょうけど、それって単なる作り手と聞き手の馴れ合いじゃね?なんて穿った見方をしているのは、多分わっちだけなのでしょう。だからどいつもこいつもカバーばっかりしているワケでありまして・・・。作る方も聞く方も、音楽に対する思い入れとか気持ちとかが、どんどん稀薄になって行っているような気がする今日この頃でやんす。

 というワケで(?)、今年は「女の46分」という傑作をモノにして勢いに乗っているチャラン・ポ・ランタンでありますが、新作がカバー・アルバムということで、「チャラン・ポ・ランタンよ、お前もか!」ってな気分になってしまったのでありますが、しかしそこはチャラン・ポ・ランタンですから、きっと一筋縄では行かないブツを作ったに違いないという期待を込めてゲットしてみた次第でございます。とりあえず曲目をざっと見てみますと、オーティス・レディング、パフィー、フリッパーズ・ギター、ザ・ピーナッツ、バグルス、ヘドバとダビデ、サイモン&ガーファンクル等々、もうメッチャクチャに脈絡の無い選曲でありまして、これは期待出来る~って気分になってしまいました!

 実際に聞いてみますと、どの曲もチャラン・ポ・ランタンの曲になってしまっていると言いますか、チャラン・ポ・ランタン流の大道芸的音楽の餌食(?)になっているんですよね~。人を喰ったようなユーモア感覚溢れるアレンジの数々は、流石にチャラン・ポ・ランタンって感じですね。音楽的なブレーンでありますメンバーの小春のひねくれた才能には改めて舌を巻く思いですし、そんな小春の要求に変幻自在の見事な歌唱で応える妹のももの能力の高さも本当に見事だと思います。チャラン・ポ・ランタンの勢いは留まるところを知らないって状態になっていますね~。素晴らしいと思います。バックを務めるカンカン・バルカンその他の連中の演奏も、相変わらずめっさイイ音してますよ!

 いや~、やっぱりイイですね~チャラン・ポ・ランタンは。期待に違わぬ演奏を聞かせてくれると言いますか、カバーをヤルならここまでヤラないと意味が無いと言いますか、何にしてもお気楽なカバーばかり濫発している歌手とその取り巻き達は、コレを聞いて反省しなさい!な~んてことを言いたくなって来ますね。文句無しの優良盤に仕上がっていると思います~♪
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