2016’11.18・Fri

HAIRCUT ONE HUNDRED 「PELICAN WEST」

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 その昔ですが、ニック・ヘイワードのソロアルバムって聞いたことがあるような気がします。どんな内容だったのか全く記憶にございませんが、きっと大した内容じゃなかったのでありましょう。わっちにとってはどうでもいいニック・ヘイワードというおっさんが所属していたバンドが、ヘアカット・ワン・ハンドレッドであります。わっちは高校時代、ネオアコとか軟弱なギターポップが大好物でしたので、当然このバンドの存在は高校生の頃から知っていたんですけど、何故か聞く機会が無くて、アルバムを聞くのは実は今回が初めてであります。ブックオフの280円棚で発見致しました~♪

 このブツは1982年に発売されたアルバムになりますが、「きっと軟弱でヘタレな音楽をタレ流しているんだろうな~」なんて思いながら聞き始めました。すると飛び出して来たのは、ノリノリのパーカッションが印象的な、ファンクとかジャズ風味が効いた爽やかポップロックでありまして、「おや?」っと思わず身を乗り出してしまったりして。へ~、めっさノリが良くて、意外に楽しいじゃないですか。ネオアコ系の音楽にも関わらず(?)、トランペットとかサックスも大活躍していますし、ナイーヴだけが取り柄のギター・ポップ連中とは違うみたいですね。ラテンの要素なんかも取り入れていますし、音楽的な素養はキッチリとあるみたいです。まあ軟弱っちゃあ軟弱なんですけど、音楽的な屋台骨はシッカリした連中だと感じられますね~。

 ただ、あの頃全盛だったニューロマンティック(何じゃそりゃ?)みたいな雰囲気も濃厚に持っておりまして、わっちの印象としましてはネオアコ版デュラン・デュランって感じがするんですよね~。アイドル的要素を多分に持っている音楽とでも言いますか、あまりにメインストリーム過ぎるデュラン・デュランはイヤだという人が、このバンドに流れていたんじゃないかという感じがします。ルックス的にはデュラン・デュランの方が遥かに上なんでしょうけど、その辺にいそうなちょいオサレな兄ちゃん達って雰囲気が親しみ易い、な~んて思われていたのではないかと推測致します。おそらくですけど、オサレ女子にはめっさ人気があったんじゃないですかね~。アズテック・カメラにも共通する雰囲気もありますし、音楽通ぶった男子にも密かに人気はあったのかもしれません。

 それにしても、ほぼ全ての曲を書いているニック・ヘイワードの才能には、目を見張るものがありますね~。パターン的にはギターがファンクのリズムを刻んでパーカッションがチャカポコと鳴り、トランペットやサックスがジャジーな音を出すという、実にワンパターンな曲ばかりなんですけど、なかなかに良い曲が並んでいると思いますよ。あの頃のネオアコ連中にしてはそこそこの力強さはありますし、あまり腹に力が入らないフニャっとした歌声ではありますが、これだけ嬉々とした演奏を聞かされると、思わずコチラも頬が緩んでしまいますね。なかなか良いバンドだと思います~♪
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