2016’11.19・Sat

LITTLE FEAT 「DOWN ON THE FARM」

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 メリケンのロックバンド、リトル・フィートの1979年盤であります。この連中のブツは以前「ディキシー・チキン」というアルバムを取り上げたことがありますが、あまりにニューオーリンズR&Bな音楽でしたので、白人によるこの手の音楽をわざわざ聞く必要なんて無いと思いまして、さっさと売り払ってしまいました。元々カッコいい音楽をそのまんまヤッテるワケですから、カッコいいモノが出来るのは当たり前なんですけど、だったらホンモノを聞けばいいワケでありまして、リトル・フィートなんて聞く必要なんて無いじゃんって感じで。今回のブツはブックオフの280円棚で見つけまして、どうせニューオーリンズ音楽のパクリだろな~とは思いつつ、最近は70年代の音楽が自分の中でちょっと盛り上がっていますので、聞いてみようかな~などと思ってしまった次第であります。

 ところでリトル・フィートって70年代ロックの名グループに数えられるワケでありますが、「ディキシー・チキン」を聞いた時点では単なるパクリバンドとしか思えず、何故こんな連中が高く評価されているのかがよくわからなかったんですよね~。だってこの連中ならではのモノが、よくわかりませんでしたので。まあ黒人音楽を聞かないロックファンなんてのはいくらでもいるでしょうし、そういう人達にニューオーリンズ音楽の面白さを知らしめたという点では功績があるんでしょうけどね~。でも数年前に後追い的に初めてこのバンドを聞いたわっちのような人間としては、特に評価に値するバンドではなかったんですよ。ですので、ぶっちゃけこの盤にも何一つ期待してなかったのであります。

 なんて意識でしたので、この盤を再生してみて「あ~、やっぱり単なるパクリ音楽だな~」なんて最初の内は思っていたんですよ。ところが3曲目の「PERFECT IMPERFECTION」で「おや?」と感じたんですよね~。単なるパクリじゃなくて、リトル・フィートならではの感覚がシッカリとある曲だな~って。リトル・フィート流のロックがちゃんと出来ていると言いますか、単純にイイ曲だと思ったんですよ。あと「FRONT PAGE NEWS」なんかはシンセを使って洗練された感覚になっている分、ファンクAORみたいな仕上がりでめっさイイですし、ありゃりゃ、もしかしてリトル・フィートって評判通りの良いバンド?な~んて、今更ながらに気が付いたのでありました。

 今回のブツですが、全体的に田舎っぽさが抜けて都会的に洗練された分パクリ感が抜けて、このバンドのロックなカッコいい部分がシッカリと見えて来たのがイイと思います。ベースにあるのはニューオーリンズR&Bなんかのブラック・ミュージックなのは変わらないんですけど、表現方法が洗練されてライト感覚になった為に、かえってこの連中の根っこの図太さとか奥の深さがよくわかるようになっていますので、リトル・フィートって本当に良いバンドなんだな~ってわっちでさえも思うようになった、今日この頃なのでありました。
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