2016’11.29・Tue

KIRSTY MacCOLL 「ALL I EVER WANTED」

pkirstymaccoll001.jpg

 カースティ・マッコールの歌ってあまり好きではありません。響き成分が少ない乾いたガサツな歌声で、歌い方もブッキラボーで味わいに欠け、歌手としての魅力は著しく低いとわっちは思っております。それでもわっちはカースティ・マッコールって好きなんですよ。それは偏にこのオバハンのズバ抜けた作曲能力の高さに感服しているからであります。とは言えこれまでそんなに熱心にこのオバハンのブツを追いかけていたワケではなくて、持っているのは「ガローア」と題されたベスト盤1枚だけだったりして。しかしこの度ブックオフの洋楽棚でこの2014年発売の2枚組ベストが750円で置いてあるのを発見し、思わずゲットしてしまった次第であります。

 全43曲入りのこのブツでありますが、普通これだけのヴォリュームがありますと、とてもマトモに一気に聞き通すことなんて出来ないものですが、流石に稀代のソングライターのブツだけのことはありまして、バラエティに富んだ曲が次々に出て来ますから、意外にもスンナリと全部聞いてしまうことが出来るんですよね~。ギターがリンガラな(?)曲あり~のロックンロールあり~のオールディーズ風ポップスあり~のラテンあり~のと、とにかく色々なタイプの曲がありまして、全く飽きさせないんですよね~。そんな多彩な楽曲が並んでいますと、いくら本人の歌がガサツとは言っても、やはり魅力的に響くワケでございますよ!

 まあ歌はガサツなんですけど、何曲も続けて聞いていますと流石に慣れて来るモノでありまして、ちょいと愛嬌を感じて来たりもするのでありました。そうなって来ると曲そのものの良さがシッカリと聞こえて来まして、バラエティに富んだ楽曲群をついつい堪能してしまっているのでございます。とにかくイイ曲が揃っているのでありますが、名曲「ニューヨークの夢」みたいなホロリとさせる切ない曲も素晴らしければ、「THEY DON’T KNOW」みたいなオールディーズ風ウルトラポップな曲も良いですし、何故かラテンの「MY AFFAIR」なんかもとってもステキ。これで歌がもっと魅力的なら本当に鬼に金棒状態になるんですが、天はニ物を与えずですよね~。まあこの声が良い、という人は多々いらっしゃるようですけど。

 そてにしても、こんなに才能溢れる人が2000年に事故で亡くなっているワケでありまして、残念でなりませんよね~。生きていたらまだまだ色々な名曲を書き続けていたんじゃないかと思いますが、その後に生まれるはずだった名曲達は、他の誰かに乗り移って日の目を見ることがあるんでしょうか?な~んて考えていると、ちょっと切なくてしんみりとした気分になって来ますが、そんなこと考えても仕方ありませんので、この優れた2枚組を存分に楽しむ事に致しましょう。それにしても死後10年以上経ってからこんなに愛情溢れる編集盤が出て来るワケですから、カースティ・マッコールって本当に愛されていた人なんだな~って思いますね。ファンの方もそうでない方も、持っていて損は無い一家に一枚の必需盤であります~♪
スポンサーサイト

Categorie欧米  トラックバック(0) コメント(2) TOP

Next |  Back
ころん 様

お~、奇遇ですね!
自分も先日、オフでカースティのベスト(1枚もの)をゲットしたばかりです。
やはりメロディ・メーカーとしての才能は素晴らしいですよね。
彼女の声も結構好きですよ(笑)。

おやぢ:2016/11/30(水) 21:32 | URL | [編集]

>おやぢ様
こんばんは。
おやぢ様もカースティのベストをゲットされましたか!それは素晴らしいですね~。コチラの2枚組もオススメですよ!
この人のメロディ・メーカーとしての才能は、本当にスバ抜けたものがありますよね~。この盤を繰り返し聞く内に、ブツを全部揃えたくなって来ました。まあそれはボチボチと。
段々とこの人の声には慣れて来ましたので、その内にワタクシも「好き」なんて言い出すかもしれません。

ころん:2016/11/30(水) 22:25 | URL | [編集]

Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可
この記事のトラックバックURL