2017’01.13・Fri

CHABUCA GRANDA 「CADA CANCION CON SU RAZON」

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 というワケで(?)、ペルーのクリオージョ音楽の超大御所作曲家チャブーカ・グランダの1981年のアルバムであります。クリオージョ音楽はペルーの首都リマで発達した音楽で、基本的に日本では殆ど知られていない音楽なんですが、この独特の魅力的な味わいは是非幅広い層に聞いていただきたいな~などと、わっちごときが願った所でどうにもならないんですけどね。チャブーカ・グランダはクリオージョ音楽を代表する女流作曲家でありまして、かの超有名曲「ニッケの花」を作った人でありまして・・・なんて言ったところで誰にも話が通じないのが悲しいですわね~。このブツにはその「ニッケの花」もカエターノ・ヴェローゾが取り上げた「粋な男」も、「ホセ・アントニオ」みたいな名曲もシッカリと収録されているのでございますよ♪

 ところで、ペルー音楽と言えばフォルクローレしか思い浮かばないような人がチャブーカの音楽を聞いたら、一体どこの国の音楽だと感じられるんでしょうね~。サウダージな感覚がブラジル音楽って感じがする?ちょっと大人っぽいムーディな夜の音楽って感覚が、キューバのフィーリンっぽい?でも細かく刻まれる複雑怪奇なリズムが何だかちょっと違うような気がする?でも凄く都会的に洗練されていてオッサレーな感覚があるし、一体コレは何だろうって感じるんじゃないかと思います。この複雑怪奇に感じられるリズムはバルスと呼ばれていて、3拍子のワルツとハチロクのリズムが混ざったようなリズムでありまして・・・などというマニアックな話は置いときましょうか。そんなことよりも、少しでも多くの人にチャブーカの音楽が素晴らしいと感じていただけたらイイな~と思います。

 それにしても、この盤に収録された音楽の控え目ながらも洗練された美しさには、ため息が出ますよね~。ラテン音楽には美しいモノが多々ありますけど、クリオージョ音楽もまさにその中の一つだと実感出来る仕上がりになっていると思います。しかも洗練されているだけではなくて野趣溢れる味わいも持ち合わせていますし、この複雑な味わい具合がたまりませんね~♪研究家達の間では、クリオージョ音楽の美学を突き詰めたのがチャブーカだと言われているようですけど、本当にその通りだと思います。クリオージョ音楽の美しさここに極まれり!な~んてわかったようなことを口走ってしまいたくなる、本当に素晴らしい音楽でございます。

 というワケで、普段はアイドルだのアニメ系歌手だのしか取り上げないケーハクでテキトーなわっちではありますが、実はこういう音楽にもちゃんと興味はあるんですよ!・・・などといっちょ前にアピールしてみようと思った、今日この頃なのでやんす。
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