2017’01.23・Mon

MALAVOI 「MARRONNAGE」

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 わっちにとってのマラヴォワは、残念ながら1988年の「ジュ・ウヴェ」で終わってしまっております。あれ以降も以前も、どのアルバムを聞いても「ジュ・ウヴェ」を超えるようなモノはありませんし、そんなブツが存在するとも思っていません。今回クリスマスの関西旅で、戎橋のブックオフにて500円でゲットしましたマラヴォワの1998年盤でございますが、「どうせ大したこと無いんだろうな~」と思いつつ、フランスにおける奴隷解放150周年の企画アルバムという謳い文句に惹かれてついついゲットしてしまった次第でございます。

 全14曲収録された今回のこの企画盤ですが、曲毎にヴォーカリストが違うという趣向を取り入れていて、まさに企画盤って感じでございますな。でもわっちにとってのマラヴォワのヴォーカリストは、「ジュ・ウヴェ」でリードを取っていて、この盤の1曲目でも歌っているピポだけでありまして、他の歌声なんて要らないんですよね~。などと言っても仕方ないので聞いてみたワケではありますが、やはり「ジュ・ウヴェ」の頃の奇跡のような輝きには全然及ばないな~というのが、正直な感想であります。次々と歌手を変えるのは飽きさせない為の工夫としては良いのかもしれませんし、マラヴォワぐらいシッカリとした土台のあるグループであれば、歌手が変わったところでマラヴォワらしさは全然失われないんですけど、「あのマラヴォワ」の盤としては何だか納得が行かないんですよね~。

 まあマラヴォワ・ファンの人からすれば、「この盤の魅力がわからないならマラヴォワのファンなんかやめてしまえ!」ってことになるんでしょうけど、仰せの通りわっちは既にマラヴォワのファンなんてとっくの昔にやめております。単に「ジュ・ウヴェ」が熱烈に好きなだけですので。勿論この盤に収録された曲が粒揃いなのはわかりますし、弾力性と柔軟性に富んだ演奏がマラヴォワならではのモノというのもよくわかりますけど、聞いていてビギンだかフィーリンだかボレーロだか一体何なのかよくわからなくなったマラヴォワの音楽には、わっちはあまり魅力を感じないのでやんすよ。わっちが思うマラヴォワらしさをかろうじて保っているのが、8曲目の「収穫の種を蒔こう」ぐらいでしょうかね~。

 実際はどうだったのかは知りませんけど、おそらくこのアルバムってワールド・ミュージッカーの間では絶賛されたのではないでしょうか?豪華なゲスト・ヴォーカリスト陣と、優雅で流麗なマラヴォワのストリングス・サウンドとの融合ですしね~。正常な感覚を持った方であれば、十分に楽しめる作品だと思います。しかしわっちみたいに「ジュ・ウヴェ」を絶対神のように崇める感性の持ち主には、そう響いて来る音楽ではないんですよね~。やっぱり今回も期待ハズレだったな~っていうガッカリ感が強いです。多分ですけど、今後わっちはマラヴォワの他のアルバムには近寄らない方が良いのだと思います。
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