2017’01.30・Mon

谷山浩子 「空飛ぶ日曜日」

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 奇才と言って良いのかどうかはよくわかりませんが、独特の世界を持ったシンガーソングライター谷山浩子の1985年のアルバムであります。わっちが初めて聞いた谷山さんのアルバムですね。高校生の頃にレンタルレコード屋(CDじゃなくてレコードですよ)で借りて聞いた盤で、個人的に一番思い入れのある谷山さんの盤ですね~。あとは「水の中のライオン」と「眠れない夜のために」が入手出来れば、とりあえずは満足かな~と思っております。谷山さんの曲ってNHKのみんなのうたなんかで取り上げられることがあって、意外にお馴染みな曲があったりしますけど、ここに収録されている「恋するニワトリ」なんかもそうですよね~。

 それにしても谷山さんってなかなか不思議な人で、「恋するニワトリ」みたいな牧歌的で楽しくて優しい曲もあれば、背筋がゾッとするような不気味で怖い曲もあったりして、決して嫌いではないんですけど大好きとも言い難いのであります。曲によって好きだったり好きではなかったりって感じなんですが、好きな曲の場合はもうメチャクチャにハマってしまいますので、困ったモンなんですよね~(?)。このアルバムもそんな感じの曲に分かれておりまして、上記の「恋するニワトリ」や「うさぎ」、「BLUE BLUE BLUE」、「メリーメリーゴーラウンド」なんかは理屈抜きに大好きです。しかし不気味な「闇に走れば」とか虚無的な「FLYING」なんかは怖いですし、アルバムの中での振れ幅が結構あるんですよ。まあそれが谷山さんの世界ですので、自分の中ではそういうモノとして受け取ってはいますけどね。

 ところで高校生の頃は全く気が付かなかったのですが、このアルバムって音のクオリティが異様に高いですよね?85年のアルバムにしては全然安っぽくないですし、シンセと生音のバランス具合が絶妙で、今の耳で聞いても感心するぐらいの完成度の高さがあると思います。谷山さんをプログレの括りで捉えている人がいるなんて話は聞いたことがありますけど、ジャンル的に決してプログレではないにしても、そう考えたくなるのもわからないではないな~って気がしますね。参加ミュージシャンには岡崎倫典とか橋本一子みたいな有名どころもいれば全然知らない人も多々いますけど、ロック的だったり歌謡曲的だったり童謡的だったり室内楽的だったりと、みなさん本当に柔軟な演奏をしますね~。

 まあ考えてみるに谷山さんの魅力って本当に色々とあると思いますけど、やはり日本人の琴線に触れるメロディを書けるというのが一番大きいのかな~と思いますね。とにかく良い曲書きますからね、この人って。メロディメーカーとしての才能は、日本人ミュージシャンの中でも突出したものがあると思います。まあわっちがよく知っているのは80年代の谷山さんであって、他の時代はほぼ知らないに等しいんですけど、多分いつの時代もその類稀なる才能を発揮しているんでしょうね~。とりあえずは入手出来る谷山さんのブツは手当たり次第ゲットしてもイイかな~と思った、今日この頃であります。
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ころん 様

お~、「恋するニワトリ」ってこのアルバムに入ってるんですね。

>曲によって好きだったり好きではなかったりって感じ
自分も全く同じですねぇ。
所有のベスト盤に入っている「あたしの恋人」とかはホント不気味で、後味の悪さは半端じゃありません。
でも、それが谷山さんなんですよね。
唯一無二の個性だと思います。
このアルバム、一度聴いてみたいなぁ。

おやぢ:2017/01/31(火) 22:25 | URL | [編集]

>おやぢ様
こんばんは。
谷山さんって本当に不思議な人で、ホンワカしているかと思えば超不気味だったりもしますし、ワケわからないところもありますけど、でもやっぱりイイんですよね~。おっしゃる通り、唯一無二の個性を持った人だと思います。
名曲「恋するニワトリ」はコチラの盤収録でございます。かなり出来の良いアルバムだと思いますので、機会があれば是非!

ころん:2017/01/31(火) 22:45 | URL | [編集]

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