2017’02.04・Sat

FRANCO & SAM MANGWANA 「LES RUMEURS」

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 昨年のクリスマス関西旅にて神戸で発見しました、リンガラの大巨人フランコ先生の1994年のアルバムであります。ジャケに「1988.1989」の文字が見えますから、その時期の録音物なんでしょう、きっと。フランコ先生がお亡くなりになったのは確か1989年だったかと思いますが、晩年(確か1988年頃)にリンガラ歌手のサム・マングワーナと共演したアルバムを出したことがありましたけど、ゲッソリと痩せ細ったフランコ先生が写ったジャケが妙に強烈な盤でしたよね~。今回の盤はその盤と何か関係があるのかどうかは知りませんが、もしかしたらその盤をCD化したものとか?事情をご存知の方は是非お教え下さいませ~♪

 わっちはアフリカ音楽の中ではリンガラが一番好きでありまして、特にフランコ先生が一番好きであります。ですので神戸の中古盤屋でこのブツを見つけた時は、飛び上がる位に嬉しかったですね~。しかもサム・マングワーナとの共演盤ですから、嬉しさも倍増って感じです。聞いてみますと安っぽいシンセの音やら打ち込みの音が入っていたりするんですけど、それでもやっぱりフランコ先生の音楽ですから、ゆ~ったりしたグルーヴが最高に気持ち良い、まさに天上の音楽と呼ぶに相応しい音楽を聞くことが出来ますよ!短い曲で7分ちょい、長い曲で13分近いモノが全5曲入っておりまして、フランコ先生のリンガラの魅力をジックリと堪能出来る1枚に仕上がっていると思います。

 まあ70年代の全盛期の演奏や、80年代のライヴ盤なんかで聞けたヤンチャ坊主の如き怒涛の勢い溢れる演奏に比べれば、パワー不足という気はしないでもないですけど、スッカリと力が抜けた分リラックスした演奏になっていますので、却ってフランコ先生の音楽の美しさがよくわかるんじゃないかと思いますね~。2曲目なんかはイントロがフラメンコみたいだったりして、「え~っ、フランコのフラメンコ?」なんてちょっと驚かされますし(イントロだけですけど)、病気で衰えていた時期ではあっても創作意欲は全く衰えていなかったのかな~なんて思ったりすると、何だか泣けて来たりして。う~む、もっと長生きしてもっとたくさんの音楽を作って欲しかったな~。イヤイヤ、本当に惜しい人を亡くしたものだと思います。

 とりあえず、フランコ先生の作品であれば何を聞いても最高なのはわかっているんですけど、やっぱり今回のアルバムもその素晴らしさにシビレてしまいましたね~。何がどう良いとかそんなことを考える気も無くなる、とにかく良いモノは良いとしか言い様が無い作品なんですよね~。ぶっちゃけ、ボログのネタなんかも書く気が無くなって、ただひたすら浸っていたくなる音楽であります。前からわかっていることとは言え、わっちにとってフランコ先生の音楽は特別なんだということを改めて実感した、ある日の夜のころんなのでやんす。
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