2017’02.06・Mon

YURI BUENAVENTURA 「CITA CON LA LUZ」

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 コロンビア出身で現在はフランスで活躍しているというサルサ歌手、ジューリ・ブエナベントゥーラの2009年のアルバムであります。日本ではコロンビアと言えばクンビアというイメージが染み付いてしまっているかと思いますが、クンビアだけではないということはわっちも何度も言っておりまして(言ったか?)、シャキーラとかフアネスみたいにポップス畑で活躍する連中もいればこのジューリさんみたいにサルサをヤッテいる人もいたりするワケであります。もしコロンビア音楽の幅広さに興味がおありの方がいらっしゃったら、その昔に発売された「エメラルドの伝説」なんてコンピレ盤を探してみることをお薦め致します~♪コロンビアもメキシコやペルーやベネズエラみたいに、ワケわからない位に多様な音楽に溢れている事が実感出来るかと思います。

 というどうでもいい話はさて置きコチラの盤ですが、フランスで活躍するジューリさんが、コロンビアのボゴタとキューバのハバナでレコーディングをしたらしいです。どういう経緯でそうなったのかは知りませんが、自分の音楽的なルーツを見直そうという意識でもあったのでしょうか?その割には出て来る音はゴージャスでオーソドックスなサルサになっていると感じられますが、安直にクンビアだのソンだのをヤラないところがこの人らしさなのかもしれませんね。ただ、ヒップホップを取り入れたサルサなんかにも挑戦していて、オーソドックスなだけではない姿勢もシッカリと見せているあたり、元々ストリート・ミュージックだったサルサのルーツを忘れていないという主張も見えたりして、なかなか興味深かったりもします。

 ところでこのジューリさんという人ですが、12曲全てを自分で作っていてかなりの才能を持っていることが窺えますが、歌手としても非常に魅力的であります。ハリのある朗々とした歌声は、70年代のサルサ大爆発時の歌手を思わせるようなところがありまして(例えばイスマエル・ミランダとか)、思わず聞き惚れてしまいますよね~。しかも都会的にスッキリ洗練された感覚も持ち合わせておりまして、パリの夜を華やかに彩るオッサレーな伊達男みたいなイメージが、実にカッコいいと思います。女たらしはラテン男の本分と言えるかと思いますが、このおっさんもたらしまくっているんでしょうね~。

 う~む、何だか久し振りに良いサルサを聞いたかな~って気がしますね。最近はサルサなんて全然自分から聞こうとしていませんでしたし、耳にするのはKALDIというコーヒーとか輸入食材を売っている店のBGMだけでしたから(KALDIって何故かサルサばかり流してますよね)、新鮮で面白く聞けたと思います。まあ今時サルサなんぞに夢中になっている人は極めて少ないとは思いますけど、たまに耳を傾けてみるのもイイかな~と思った、今日この頃であります。
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