2017’03.03・Fri

冴木杏奈 「CANTO DE SIRENA」

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 タンゴ歌手冴木杏奈の2001年のアルバムであります。冴木さんのタンゴアルバムはこのボログでもこれまで2回取り上げたことがありますが、何れも良く出来た作品でありまして、意外なほど聞き惚れてしまいましたね~。冴木さんって顔が良いだけではなくて歌の実力もシッカリとしていますので、音楽としても十分に鑑賞に耐え得るのでありますよ。ウソだと思うなら、是非一度お試しいただけたらと思います・・・って、今時日本のタンゴ歌手のブツなんて聞く人がわっち以外にいるはずがありませんね~。失礼致しました~♪

 ところで今回取り上げる盤なんですが、タンゴ界では神のように崇められているアストル・ピアソラの曲を中心にヤッテますね。わっちは基本的にピアソラ否定派でありまして、ピアソラみたいなワケわからんタンゴを作るヤツなんてくたばってしまえ(あ、ピアソラってとっくに亡くなってますね)、などと思っているクチでございます。どっちかと言えば、メルセデス・シモーネとかの古き良きタンゴがお好みの保守的なわっちですので、前衛タンゴだか何だかよくわからないピアソラなんて聞こうとも思いません。しかし冴木さんが歌うとなれば話は別です。ピアソラでもファン・ダリエンソでもフランシスコ・カナロでも何でもござれって感じなんですが、聞いてみますとピアソラの曲も全然悪くないですね。う~む、やっぱりテキトーでエエ加減なわっちの耳♪

 まあこのブツって、冴木さんがキッチリと歌える曲を慎重に選んだのでありましょう。だから何じゃこりゃ的なワケわからん曲が無くて、普通に良い曲が揃っていて聞きやすいのではないかと思います。前衛的な部分は控え目ですし(タンゴにしてはエレキギター弾きまくりのカッコいい曲があったりしますが)、冴木さんの歌は相変わらずシッカリとしていますので、タンゴ好きであれば何かしらの響く所があるのではないかと思います。前から言っているように、おシャンソンの連中みたいなスノッブな部分が感じられたりもしますが、ガチでタンゴに取り組んでいる冴木さんの気合の前では、そんな些末な事はどうでもよくなって来ますね。マジで良い歌手だと思いますよ。

 だからと言って冴木さんのタンゴを頻繁に聞くかと言うと、決してそんなことは無いんですけど、こういう優れたタンゴ歌手が日本にいるということは知っておいて損は無いと思いますし、寧ろ知っておいた方がイイんじゃないかな~なんて思っております。ラテン音楽やタンゴに興味がおありの方には、是非お聞きいただきたいと思います。冴木さんのブツは色々とゲットしておりますので、今後も取り上げて行きたいな~と思っている今日この頃。お次は冴木さんがフォルクローレを歌ったブツを取り上げるつもりでございます~♪
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