2017’03.09・Thu

GUACO 「ARCHIPIELAGO」

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 ベネズエラのバンド、グアコの1995年のアルバムであります。ブックオフの280円棚でゲット致しました。洋楽の「A」の棚に入っていたのですが、こんなサイケで不気味なジャケのブツになんて誰も手を出しゃしないですわな。わっちみたいな奇特な人間を喜ばせる為だけに棚に佇んでいたこのブツ、ありがたくゲットさせていただきました~♪この盤を手放して下さった方、ありがとうございます!縁あってこうやってわっちの元にヤッテ来たこのブツ、大事に聞かせていただきますよ!

 まあグアコが現在も活躍しているのかどうかは知りませんけど、80年代後半から90年代に掛けては日本のワールドミュージッカーの間では大評判になった連中ですし、当時はラテン好きのサルサ嫌いだったわっちの耳さえも奪ったバンドですから、グアコ盤が安くで入手出来るなんてめっさ嬉しいんですよね~。なんてことを言うと変に誤解されるかもしれませんが、グアコは決してサルサのバンドではありません。表面的にはサルサっぽいですけど、聞いてみればサルサとは全然違った複雑怪奇なノリノリのリズムと、独特のクールな感覚が超カッコいい、サルサとは全く違った音楽であります。

 グアコの音楽はガイタと呼ばれまして、ガイタとはベネズエラのマラカイボ地方に伝わる黒人系の伝統的な音楽で・・・なんてマニアックな話は置いときましょうか。グアコはガイタにサルサ、ロック、ファンク、フュージョン等々の色々な要素を取り入れて、独自のミクスチャー感覚が大爆発した音楽をヤッテいるのであります。しかもその表現が決して暑苦しくならず、極めてクールでスッキリとした音楽に仕上げておりまして、とにかく超カッコいいんですよね~。このアルバムもグアコらしいカッコ良さがシッカリと炸裂しておりますよ!イントロでシンセやエレキギターを使ったフュージョンっぽいロマンティックでオッサレーな音を出しつつ、いつの間にかスムーズに複雑怪奇なリズムを持つガイタに展開して行くあたりのカッコ良さは、グアコ以外の連中に作れるモノではないでしょう。イヤイヤ、グアコって本当に素晴らしいですね!

 それにしても、これだけ大々的に洋楽っぽい音を取り入れているのに、決して欧米っぽく薄められた音楽にならず、却って自分達の音楽を強化してしまっているのに驚きますよね~。色々と計算して作り上げた音楽なんでしょうけど、決して頭でっかちにならずにノリノリの肉体性を失わず、しかもクールでカッコいいのは、ベネズエラの伝統に深く根差した音楽がグアコの根底にあるからなんでしょうね。ここまでの境地に達しているカリブ海地域のミュージシャンって、他にはサルサのウィリー・コローンとか、キューバのアダルベルト・アルバーレスやシエラ・マエストラぐらいじゃないですかね~・・・などと知ったかぶりをしてみたりして♪
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