2017’03.08・Wed

BRAVE COMBO 「MUSICAL VARIETIES」

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 アメリカの変なポルカ・バンド、ブレイヴ・コンボの1989年発売の24曲入り編集盤です。邦題は「バラエティ・ミュージック」となっております。この連中のブツは以前1988年に発表された「ヒューマンズヴィル」というアルバムを取り上げたことがありますが、頭で作り上げた感じでの作品でありまして、悪くは無いけどそれ程気に入ったワケでもありませんでした。凄く頭が良い連中というのはわかるんですけど、もっとパーっと弾けた感覚が欲しいな~っていうブツだったんですよね。ですのでアレ以来この連中に興味を持つことは無かったんですけど、先日ブックオフの280円棚で今回取り上げますブツを発見しましたので、特に何の期待もすること無く試しにゲットしてみた次第であります。

 コチラのアルバムでありますが、80年代前半に発表された音源を集めた作品となっております。中村とうよう氏が高く評価したことで大評判になった「ヒューマンズヴィル」よりも後に出たアルバムですが、録音はそれよりも前でありまして、基本的に自主制作盤の音源となっていますね。それだけにヤリたいことをヤリたいように嬉々としてヤッテいるのがビシバシに伝わって来まして、頭でっかちだった「ヒューマンズヴィル」よりも遥かに楽しめる作品になっているように思います。自作曲もカバー曲も入り乱れているのですが、どれもこれもポルカをベースとしたダンス・ミュージックになっていまして、聞いていてとにかく楽しいんですよね~。取り上げている曲は実に幅広く、マニアックな白人って本当にイカレているヤツが多いな~と実感致しますね。

 それにしてもこの盤で聞ける怒涛の勢いに溢れる演奏は、一体何事なんでしょうか?頭でっかちなところは微塵も無く、ヤッテいる音楽は違いますけど、まるでデビューした頃のフィッシュボーンみたいに大暴れしているんですよね~。しかも徹底したハッピー・ミュージックに仕上がっていますので、コレはみんなで楽しく踊るしかないって感じであります。イイですよね~、こういう聞いていて笑顔になれるような楽しい音楽って。演奏もめっちゃくちゃに上手くて、特にサックスが物凄く良い音で鳴っているのが個人的にめっさ心地好いです。この盤にはライヴ音源も収録されていますので、各メンバーの腕の良さを確かめる事が出来ますよ!

 ところでこの盤で聞ける音楽はポルカをベースにしているとは言え、ロックンロールやジャズなんかの要素も入っていますし、テックスメックスやスカやレゲエ、タンゴやサンバやチャチャチャやマンボ等々のラテンの要素も極めて強く、その見事なミクスチャーぶりには驚嘆させられますね!元々ポルカという音楽が何でも呑み込める奥深さを持っているのかもしれませんが、色々な要素を消化吸収して一気にブチまけるだけの能力を持ったブレイヴ・コンボというバンドは、極めて優れた音楽集団なんだな~などと、今更ながらに実感しているわっちなのでやんす。
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