2017’03.31・Fri

DIABLOS DEL RITMO~THE COLOMBIAN MELTING POT 1960-1985

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 かの有名な(?)アフロ・レアグルーヴ専門レーベル、アナログ・アフリカが制作したコロンビア音楽の2枚組編集盤であります。2012年の盤ですね。アナログ・アフリカはその名の通りアフリカのレアグルーヴをアナログで復刻するレーベルですが、アナログだけでは売上的に厳しいようで、CDも発売しています。わっちがゲットしたのは当然CDですが、アナログプレーヤーを持っていないわっちとしましては、CDを出してもらわないと聞きようが無いんですよね~。

 ところで、アナログ・アフリカという名前のクセに今回のブツはコロンビア音楽なんですが、何故コロンビア音楽なのかはよくわかりません。コロンビアは南米の中では比較的アフリカ色の強い音楽が根付いている国として知られていますが、特にクンビアは黒人系音楽の代表ですし世界的に大流行しましたから、コロンビア音楽であれば商売的に成り立つと判断したのでありましょう。だからと言って収録されているのはクンビアばっかりなんてことはなくて、1枚目はアフロビートとかロックやファンクなんかの影響が強い70年代の音源を中心に、2枚目はクンビアとかそのバリエーションみたいな音源を収録していますが、コレがまたなかなか面白いんですよ!

 特に1枚目なんですが、言われなければコロンビアの音楽だなんて全くわからなくて、聞いた感じでは殆どアフロビートとかのアフリカ音楽であります。そのビート感覚はクンビアみたいなショボくて貧乏臭いモノでは全くなくて、もっと激しくて性急であります。これらの音源は多分コロンビア北部の沿岸地域(クンビアの故郷ですな)から集められたのだと思いますが、クンビアでは物足りない人達の日々の憂さ晴らしとして、こういう激しくて性急なビートを持った音楽が求められていたのでありましょう。この地域は黒人が多い場所ですから、アフリカ音楽に近いモノが普通に受け入れられたのだと思われます。面白い曲が多々入っていますけど、特に5曲目の前半部分なんかはアフロビートとクンビアが合体したような感覚があって、めっさ興味深いですね~♪

 2枚目はグッとラテン音楽らしくなって来るんですが、単純に丸っきりクンビアという音源だけを収録しているワケではなくて、サルサとかマンボと合体したかのようなミクスチャー感覚溢れるモノや、ハチロクっぽいポリリズム感覚のある曲なんかもあって、よりアフロなアプローチをしている音を聞くことが出来ます。その辺は流石にアナログ・アフリカ制作の盤なのかな~って気がしますね。勿論貧乏臭くてショボクレた典型的なクンビアもありますけど、この盤を聞いているとクンビアって色々なバリエーションを持った、なかなかに逞しい音楽なのかな~って気がして来ますね。ちょっとクンビアに対する認識が変わったかも?

 まあ何にしても、この2枚組を聞くことでコロンビア音楽の奥深さにますます興味津々となってしまった、今日この頃なのでやんす!
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