2017’05.18・Thu

TONI CHILDS 「UNION」

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 アメリカかどっかのシンガーソングライター、トニ・チャイルズの1988年のアルバムであります。学生の頃は持っていたブツですが、英米のロック盤を大量処分した時に売り払ってしまったんですよね~。別に売って惜しくないと当時は思っていたワケなんですが、つい先日ブックオフの280円棚で発見してしまいまして、一体どんな作品だったか全然覚えていませんでしたし、懐かしさもあってついつい手が出てしまいました。でも実はこのブツに手を出したのは他に理由がありまして、それはデイヴィッド・リケッツが参加しているからであります。デイヴィッド・リケッツなんて言ってもご存じ無い方が殆どだと思いますが、その昔デイヴィッド・ベアウォルドと組んでデイヴィッド&デイヴィッドなんてグループをヤッテいた人であります。

 わっちはデイヴィッド&デイヴィッドは結構好きでありまして、めっさ歌が上手いベアウォルドをリケッツが見事なサウンド・プロダクションで支えるという、素晴らしいコンビネーションを聞かせる連中でありました(スティーリー・ダンを引き合いに出す人もいましたね)。わっちはベアウォルドの歌もリケッツの音作りも好きでしたので、この2人がコンビを解消してからも動きは注目しておりましたが、ベアウォルドはソロ・アルバムを何枚か出して姿を消してしまったものの、リケッツはシェリル・クロウのアルバムに参加して名を上げたりしてましたよね~、今はどうしているのか知りませんけど。そんなリケッツが参加している今回の盤は、わっちにとっては注目盤なのでありますよ。

 で、本当に久方振りに聞いたこの盤でありますが、内容は全然覚えていなかったものの、やっぱりイイんですよね~。ちょいと喉に力を入れた黒っぽい歌い方をするチャイルズの歌は、実に個性的で、好き嫌いは分かれると思いますけど、リケッツが作り出す立体的で少々浮遊感のある洗練された音が、チャイルズの歌を素晴らしく引き立てているのであります。多分ですけど、音にうるさい人だったら、チャイルズの歌よりもまずは先にリケッツの音作りに耳が行ってしまうんじゃないかと思います。それ位に「見事にイイ音」だとわっちには感じられるのですが、いかがでしょうかね~?チャイルズが書くファンクだったりロックだったりポップだったりするバラエティに富んだ曲も、リケッツの音にピッタリとハマっていますし、実にバランスが良い作品に仕上がっていると思います。

 う~む、コレはやっぱり良い作品だと思いますね~。80年代のブツではありますけど、「如何にも!」な80年代的な音では全くありませんし、今の時代に聞いても鑑賞に堪え得ると言いますか、新鮮に聞くことが出来る優良盤だと思います。ウソだと思うなら、騙されたと思って聞いてみて欲しい…と言いたいところですが、今時こんなブツは手に入らないですよね~。もし興味がおありの方は、中古盤を探してみて下さいませ~。もし見つかったら、「80年代にこんなに良い洋楽があったんだな~」って実感出来ると思いますよ!
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