2017’05.29・Mon

LOS SONEROS DEL BARRIO

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 ニューヨークのサルサバンド、ロス・ソネーロス・デル・バリオの(多分)1999年のデビュー盤であります。ピアニストのマーティン・アロージョと歌手のフランキー・バスケスによるユニットです・・・って、二人とも誰だかよく知りませんけど。先日ブックオフの280円棚で発見した盤ですが、一体何者なのか全くわからなかったんですけど、壁にエクトル・ラボーの落書きがあるジャケ写を見て、「もしかしてイケてるサルサかも?」なんて思って試しにゲットしてみたのでありました。曲目見ると、エクトル・ラボーやルベーン・ブラデスの曲を取り上げていますし。

 まあ何だかよくわからないブツですので、あまり期待せずに聞いてみたところ、コレがもうめっちゃくちゃに素晴らしいではないですか!怒涛の勢いに溢れておりまして、70年代に大爆発していたストイックでハードなサルサの流れを汲んでいる、めっさわっちのタイプのカッコいいサルサに仕上がっているのであります。同様の傾向のサルサとして、前にスパニッシュ・ハーレム・オーケストラのブツを取り上げましたけど、アレを遥かに上回る凄い勢いがありまして、有無を言わせぬ説得力があるんですよね~。70年代のウィリー・コローンとエクトル・ラボーのコンビとか、ファニア・オール・スターズのライヴなんかを思い出させる、素晴らしくカッコいいサルサだと思います!

 うわ~、それにしても凄いですね~この盤は。演奏しているメンバー達は、聞いたことも無い連中ばっかりですけど(サルサマニアの間では有名人なのかもしれませんが)、どの楽器もめっさ良い音で鳴っていまして、超ノリノリのリズムを叩き出すパーカッション群も、高らかに鳴り響くホーンズも素晴らしいんですけど、特に効いているのがジョン・ベニテスという人が弾いているエレキ・ベースですね。土台をシッカリ作りながら爆発的な推進力を作り出しているように感じられまして、まるでサイレント・サイレンのあいにゃんのベースみたい・・・なんて言っても誰にも伝わらないんでしょうけど、音作りの要になっているってことでありますよ。こんなにベースが印象的なサルサは、前にめぐりんが取り上げていたボビー・バレンティンのブツ以来ですね~。

 それにしても、280円棚にこんな素晴らしいブツが転がっているワケですから、やっぱりブックオフ漁りはやめられないですよね~。今時サルサのブツを気軽にゲット出来る店なんてありませんし(九州にはね)、まあ偶然任せの出会いにはなりますけど、こういうお宝盤を見つけ出すのはブックオフ漁りの醍醐味であります。
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