2017’06.07・Wed

NINE INCH NAILS 「THE DOWNWARD SPIRAL」

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 スキャンダルに嫌われたあの日のショックがまだまだ抜けない今日この頃、今回取り上げますのはメリケンの変なおじさんトレント・レズナーのプロジェクトであります、ナイン・インチ・ネイルズの1994年のアルバムであります。当時の話ですが、仕事で異常にストレスを感じまくっていた時期だったんですけど、そのせいなのかこの盤が大好きでありまして、めっさ聞きまくったモノでありました。特に1曲目と4曲目がめっちゃくちゃに好きでありまして、その2曲はCDが擦り切れるぐらいに(?)聞きましたね~。音楽的にはインダストリアル系のグッチャグチャなハードロックですが、こんな音楽が高く評価されて大ヒットしたワケですから、当時はわっちだけでなく社会的にもモヤモヤとしたストレスを抱えていた時代だったと言えるのでしょう。

 その後は個人的に少し落ち着いたこともあって、この手の暗くてモヤモヤした系統のハードロック(グランジとかね)は一気にまとめて売り払ったんですけど、最近は仕事でめっさストレスを感じまくる状況が続いておりますので、久し振りに聞き直してみたいな~なんて思っていたのであります。そしてタイミング良くブックオフの280円棚で発見しましたので、思わずゲットしてしまったのでありました。まあ基本的に暗い音楽ですので、現在のわっちの嗜好に合った音楽であるとは決して言えないのですが、とにかく久し振りに聞きたかったので聞いてみたのであります。すると・・・ありゃりゃ?確かにこんな音楽でしたけど、何だか印象が違うぞ?って感じなんですよ。

 何が違うって、グッチャグチャなインダストリアル・ハードロックというのは変わらないんですけど、今更こんな音楽に救いを求めている(という表現が適切なのかどうかは知りませんが)ワケではありませんので、何だか妙にコミカルでバカっぽい音楽に聞こえるんですよね~。何と言いますか、今更こんな音楽をマジで聞くような状況ではないとでも言いましょうか、イカレたフリをした頭の良い人間が真面目にセコセコとこの音楽を作っている様子が透けて見えて来るような気がして、何だか笑えて来るんですよ。音作りが斬新でカッコいいという部分もありますけど、音楽バカがあーでもないこーでもないとジタバタしながら作り上げたという感じがして、親しみが持てると言いましょうか。イメージ的に、ハワード・ジョーンズとトンプソン・ツインズが合体して作り上げた、イタズラ音楽って気がしてしまうのでありました。

 あと、基本的にこのおっさんって歌がヘタクソですよね?それがまた親しみを感じるポイントでもあるんですけど、ヘタを隠す為に音をグッチャグチャにしてるのかな~なんて気もしまして、あ~やっぱりコイツ面白いわって感じられるワケでありますよ。以前はフィータスに続く存在と認識していましたけど(フィータスも単なる音楽バカですが)、比べてみれば、このおっさんの方が時代の空気を読める愉快犯的な存在でありまして、その意味ではポップス職人的なのかな~って気がしますね。何にしても、面白いおっさんだと思います~♪
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