2017’06.27・Tue

XTC 「BLACK SEA」

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 XTCの最高傑作は何か?と聞かれたら、わっちは迷うことなく「スカイラーキング」と答えますが、考えてみればわっちはXTCのブツってあまり聞いたことが無いのでした。これまで聞いたことばある盤は、「スカイラーキング」は当然として、他は「ザ・ビッグ・エキスプレス」とこの「ブラック・シー」だけですね。「ブラック・シー」は以前持っていたんですけど、いつの間にか売り払ってしまいました。そしてこの度ブックオフの500円棚で見かけましたので、久し振りに聞いてみたいな~ってことでゲットした次第であります。XTCの盤が安棚に出て来るのは珍しいですからね~。

 で、本当に久し振りのこの1980年盤でありますが、聞いてみますと本当に変な音楽ですね~。XTCらしいと言いますか、ひねくれた変ちくりんなメロディとアレンジが炸裂しまくっている、ポップなんだかアバンギャルドなんだかワケがわからない世界が展開されておりますね。以前このブツを持っていた時は、このあまりに独特の世界を受け入れることが出来ずに拒否反応が出たような記憶があります。色々な音楽を聞きまくって来た現在の耳で聞いても物凄く変ちくりんな音楽に聞こえるワケなんですが、拒否反応が出るほどのモノではないですかね~。しかし、聞けば一発でXTCとわかる強烈な個性は唯一無二のモノですし、とにかく音楽が好きなんだろうな~と思わせるこの病的なマニアックさ加減は、マニアックに音楽を追及するのが好きな日本人の音楽マニアの嗜好にはピッタリとハマるモノなのでしょうね。

 まあわっちは音楽マニアではありませんので、XTCの病的にマニアックな音楽に心酔する事も無ければそれを追究したいとも思いませんけど、他の誰とも違うとんでもなく強烈な個性を持ったこの連中の凄さは認めざるを得ませんね。これだけマニアックであっても、シッカリとロックンロールに仕上げている手腕は見事ですし、その後ライヴをやらなくなった連中ではありますけど、この盤にはライヴ感もちゃんとありますし、流石にXTCだと思わせる仕上がりだと思います。でも、メロディもアレンジもあまりに奇抜過ぎますので、わっちの嗜好にはちょいと合わないんですけどね・・・。

 ただ、この盤の音の良さは聞く価値があると思います。プロデュースがかの有名な(?)スティーヴ・リリホワイト、エンジニアがこれまた有名な(?)ヒュー・パジャムというだけのことはあって、とにかくイイ音なんですよ。尖がった音楽なのに全然耳に痛く無い音ですし、各楽器の音が埋もれること無くシッカリと聞こえて、しかも目の前で演奏しているような感じがして、本当にカッコいいです。この「聞き易くてしかもカッコいい音」というのは、XTCのファンを増やすのに大きく貢献しているんじゃないかと思いますけど、如何でしょうか?こういう音を聞くと、ボニー・レイットの「ギヴ・イット・アップ」を取り上げた時にも言いましたけど、近年のテクノロジーの進歩なんて、音の良さには何の必要も無かったんじゃね?なんて思いがますます強くなるのでありました~♪
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ころん 様

XTC、懐かしいですね。
自分も何枚か聴きましたが、手元に残っているのは一番ポップ(?)な「Oranges & Lemons」だけです。
他のアルバムも聴き直してみたいけど、確かにオフの安棚にはあまり出てきませんね。

おやぢ:2017/06/28(水) 21:25 | URL | [編集]

>おやぢ様
こんばんは。
「オレンジとレモン」は一番ポップなんですね~。それは是非聞いてみなければなりません。安棚に出て来たらゲットしたいと思います!出て来るかどうかはわかりませんが。

ころん:2017/06/28(水) 22:50 | URL | [編集]

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