2017’07.30・Sun

佐藤奈々子 「LUMINUS LOVE IN 23」

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 昨日は休日出勤しておりました、ころんでございます。相変わらず猛烈な忙しさが続いておりまして、もう本当にいつぶっ倒れてもおかしくないような状況なんですけど、くたばらない限りは、とりあえずボログの更新は細々とでも続けて行きたいと思っております。

 というワケで、日本の歌手であり写真家でもあります佐藤奈々子の、1999年のアルバムです。詳しいことはよく知りませんけど、佐藤奈々子と言えば伝説の歌手みたいなところがあるようで、1995年に日向敏文プロデュースによるアルバム「FEAR AND LOVING」が出た時は、日本の音楽好きの間では随分と話題になったものであります。わっちもそのアルバムは持っておりますが、ちょい舌足らずな可愛らしい歌声が印象的な、なかなかに魅力的な作品に仕上がっていたと思います。そのアルバム以降ブツを出していたなんて全く存じませんでしたが、神戸のブックオフでこの盤を見つけた時は、何だか懐かしい気がして思わずゲットしてしまった次第であります。

 今回のアルバムでありますが、最近は何をヤッテいるのか全くわからないんですけど、コクトー・ツインズなんてバンドのメンバーだったサイモン・レイモンドというおっさんが、作詞作曲からプロデュースに至るまで全面的に担当しているようです。一体どういう経緯でコクトー・ツインズのメンバーが参加することになったのかは全く知りませんけど、もしかしてレイモンドというおっさんは佐藤さんのファンだったとか?それにしてもコクトー・ツインズなんて随分懐かしい名前ですが、わっちがその名前と音楽を始めて聞いたのはまだ高校生の頃でしたかね~。4ADなどという耽美的で暗い音楽を専門にリリースするレーベルがありまして、その中心的なバンドがコクトー・ツインズでありました。エリザベス・フレイザーなんて強烈に暗い歌手を擁する連中で、あまりに暗いのでイマイチ好きにはなれなかったものの、インパクトはめっさありましたね~。

 まあ佐藤さん&コクトー・ツインズってことで、基本的には4ADレーベル的な暗い世界が展開されるんだろうな~ってことは容易に想像がつくワケでございますが、聞いてみると予想通りの音になっておりますね(後半の曲は、プログレ的展開を見せるドロッドロにハードなロックなんですけど)。レイモンドが作り出す人工的且つ耽美的で暗~い音に乗せて、佐藤さんの舌足らずな歌声がフワフワと漂うという、マニアにはたまらない音楽になっていると思います。高校生の頃のわっちであれば夢中になっていたのは間違い無いタイプの音楽でありますが、現在の耳で聞いてもなかなかに魅力的な仕上がりだと感じられますね。本来であればこの手の暗い音楽は現在のわっちのタイプではないんですけど、ビシッと一本筋が通った美意識を感じさせますので、納得せざるを得ないと言いますか、単純に美しくてカッコいいな~って思うワケでありますよ。

 音楽的にはニューウェーヴ的なロックとエレクトロニカの合体ってことなんだと思いますが、例えばイモージェン・ヒープが参加していたフルフルなんてプロジェクトとか、ワン・ダヴにいたドット・アリソンのソロデビュー作なんかがお好きな方であれば、きっと反応出来るようなタイプの音楽だと思います・・・って、我ながら異常にマニアックなこと言っとんな~って気がしますが、マニアの密かな愉しみ的な世界が広がっている所が何だかアブナくてイケナイ感じがして、この盤をますます魅力的にしているように思われるのでやんす♪
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