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2017’08.30・Wed

VELVET PAW 「SIGN」

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 日本の女性5人組ロックバンド、ベルベット・パウの1990年のアルバムであります。これまで全く見たことも聞いたことも無い連中ですが、ブックオフの280円棚で発見しまして、何だか面白そうなので試しにゲットしてみた次第でございます。メンバーは全ての作曲をしているドラムの桐生千弘、ヴォーカルの須賀直美、ベースの平野安芸子、ギターの高澤祥子、キーボードの増田友希江の5人ですが、全く知らない連中ですね。当時の女性ロックバンドと言えば、SHOW-YAとかプリンセス・プリンセスなんかが有名だったかと思いますが、この連中みたいに「誰じゃそりゃ?」ってバンドも多々いたんでしょうね、詳しいことは知りませんけど。

 実際に音を聞いてみますと今時あり得ない音がすると言いますか、やたらとキーボードやらシンセなんかが目立っていまして、時代を感じる音だな~って気がしますね。ジャンル的にはプログレってことで活動していたらしいですので、まあそんなものなのかな~という気もしますが、あまりに80年代を引きずっているような音なので、妙に違和感があるんですよ。ちなみにプロデュースは、スピッツなんかを手掛けて有名になった笹路正徳氏です。へ~、昔はこんなワケわからない女性バンドの仕事もヤッテいたんですね~。

 とにかく音作りの違和感が凄いんじゃ~という音楽でありますが、ゴテゴテしたシンセの音を抜いてしまえば、楽曲的には面白いんじゃないかという気は致します。当時は音をどれだけ派手にして目立つかという「インパクト勝負」みたいなところがあったんでしょうけど、もっとギター・ベース・ドラムを中心としたシンプルなロックに仕上げれば、スピード感のある物凄くカッコ良い音になったはずなんですよね~。当時の女性ロックバンドにしては珍しく(?)、ファンクなんかの要素をシッカリと取り入れた音楽性を持っているだけに、それを生かすもっと肉体性を感じさせるジタバタとした音にすれば良かったのにな~って思いますね。まあ時代的にそんなモノは求められていなかったんでしょうけど。

 てな感じで聞くほどに残念な盤なんですが、全然売れなかったのが原因なのかどうかは知りませんけど、90年代半ばには解散してしまったそうです。別に再結成して欲しいなどとは全く思いませんけど、この盤の音楽を現在の笹路氏がプロデュースし直したら一体どんな仕上がりになるのか?という興味はありますね~。多分もっとスッキリとしたカッコいい音になるんだろうという気がしますが、そんな実現しない無駄なことを考えても仕方ないですか。とりあえずは90年代初頭の残念な女性ロックバンドということで、わっちの記憶の片隅に留めておくように致しましょうかね~。
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もっとシンプルにとなると、当時はプリプリがいたからね。
そもそもバリバリのプログレが得意なバンドが、ガールズポップロック的にプロデュースされてメジャーデビューしたわけで。

大袈裟で壮大なシンセがパカパカ鳴るのが流行った時代ですよ。

950303:2021/02/05(金) 14:13 | URL | [編集]

>950303さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。このバンドがバリバリのプログレが得意だったなんて存じませんでしたが、どうせならマジのプログレを聞いてみたかったですね~。そんなモノがウケる時代ではなかったと思いますけど。
それにしても、流行に関係無く自分達の音を貫けばもっと高く評価されたのではないかと思いますが、そうしたらメジャーデビューなんて出来なかったのでしょうね。

ころん:2021/02/05(金) 23:18 | URL | [編集]

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