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2017’11.13・Mon

母が亡くなって

 11月1日に母が亡くなりまして、鹿児島へ車で突っ走ってお通夜だの葬式だのヤッテ来たワケでございますが、実の母が亡くなるなんて体験は当然ながら一生に一度しかありません。今回のことにつきまして、私老化防ぎ隊の理亜と翼と対談しておこうと思います。便宜上理亜は「理」、翼は「翼」、ころんは「ろ」と表記致します。それでは早速。

理「この度はご愁傷様でした。」
翼「ゴシューショー様でした~。」
ろ「意味わかって言ってますか?」
理「色々と大変だったと思いますが、お母さんが亡くなるなんてショックですよね。」
ろ「実はショックはあまり無かったですね~。寧ろこれで良かったのかと。」
翼「え~っ、お母さんが死んで良かったの?何て薄情な極悪人!」
理「これで良かったとはどういうことですか?」
ろ「何年も前から動くことも喋ることも出来なくなっていましたし、最近はパーキンソン病の症状が出て来て体全体の筋肉が萎縮してガッチガチに硬直して、凄まじい苦痛の形相を浮かべていましたから、死んでやっと楽になれたのかな~って思うのでやんす。これ以上苦しむことが無くなったと思うと、これで良かったんだって。」
翼「え~、かわいそう。そんなに苦しんでたんだ。」
ろ「本人は動くことも喋ることも出来ませんでしたから、一体何を考えていたのかは知る由も無いのですが、物凄く苦しかったと思います。死に顔を見ましたら穏やかな表情になっていましたから、やっと苦しみから解放されたのではないかと。」
翼「え~、なんか泣きそう。」
ろ「ほとんど骨と皮状態で、まるでミイラみたいになっていましたけど、でも穏やかな死に顔を見てちょっと安心したと言いましょうか。」
理「誰にも何も訴える事が出来ずに、本当に苦しい思いをされていたんでしょうね。」
ろ「そうだと思います。」
翼「でもお通夜とかお葬式とか、悲しかったでしょ?」
ろ「悲しいというか、色々となかなか出来ない体験をさせてもらいまして、不謹慎な言い方かもしれませんけど、良い経験になったと思います。」
翼「なかなか出来ない体験って?」
ろ「今回は3連休前に母が亡くなったワケですが、そんな時期ですから宿泊するホテルなんてどこも空いてなかったんですよ。実家は兄貴が先に来て寝泊りしていましたので、泊めてもらえる部屋はありませんでしたし。」
翼「あ、だからお得意の車中泊だ!」
ろ「それも覚悟していたんですけど、最近の斎場って凄いですね。」
理「凄いって、何がですか?」
ろ「斎場には遺族用の宿泊施設があったんですよ。遺体が安置してある部屋があって、同じ場所にお通夜とかをするスペースがあって、その奥には布団を敷ける部屋があって備え付けの布団とか浴衣もありますし、台所や冷蔵庫もあってさらに洗面・トイレ・風呂、テレビやミニコンポまであるという。」
翼「え~、お葬式屋さんってそんなことになってるの?」
ろ「そうなんですよ。だから葬式が終わるまでその部屋に寝泊りしてですね。」
理「ということは、遺体が安置してある部屋で寝泊りしたということですよね?」
ろ「そうですよ。」
翼「え~っ、それって怖くない?だって遺体と一緒の部屋でしょ?」
ろ「別に怖くなんかないですよ。だって自分の母の遺体ですし、お線香を絶やさずにあげ続けないといけないですし。遺体とは言え母を一人っきりにして部屋に放っておくワケには行きません。」
理「寝ずの番ということですか?」
ろ「まあそういうことです。」
翼「じゃあずっと寝ないでお線香の番をしてたんだね?」
ろ「昔は誰かが交代で付きっきりで寝ずの番をして、お線香を絶やさないようにしていたようですけど、今は蚊取り線香状の長~いお線香がありまして、12時間ぐらい消えないようになっているんですよ。だから実際は普通に寝ることが出来ますよ。」
理「へ~、そうなんですね。」
ろ「まあそんな状態で亡骸と2晩過ごしました。」
翼「でも色々と昔の事とか思い出したりして、悲しかったんだろうね。」
ろ「それが、何故か全然悲しくならなかったんですよ。父も兄貴達もショックは大きかったようで相当にヘコんでいましたけど。」
翼「やっぱりころんさんって薄情なヤツ!アンタなんか人間じゃない!」

「アンタなんか人間じゃない!」by翼
ptsubasa015.jpg

ろ「イヤイヤ、さっきも言ったように、母が苦しみから解放されて良かったな~って思っていましたので。」
翼「でも死んじゃったら悲しいじゃん!悲しくて泣いちゃうよ、普通。」
ろ「最近まで元気だった人が急に亡くなったらショックは相当に大きいでしょうし、めっさ悲しくて泣くと思いますよ。でもここ数年寝たきりで動くことも喋ることも出来ない母の様子を見て来ましたから、わっちは個人的に『そろそろ卒業させてやってくれよ』ってずっと思っていましたので。」
理「死の受け入れ方は人それぞれですから。それがころんさんなりの悼み方なんですね。」
ろ「で、今回は家族葬ってことで、鹿児島近隣に在住する親戚だけに来てもらってお通夜と葬式をヤッタんですよね。」
理「最近は家族葬って多いみたいですね。」
ろ「そうですね。今回は全員で12人でした。親戚達は全国色々な所に散らばっていますから、別にそれはそれでイイと思います。」
翼「会社の人とか呼ばないのは別にイイけどさ、親戚なのに遠いからって来ないって何だか薄情だよね。」
ろ「それぞれの日常生活を止めてまで来てもらう必要は無いという、わっちの父の判断ですよ。母もおそらくそこまで望んではいないだろうという。」
翼「う~ん、何だか納得行かないな~。」
理「まあまあ。それも人それぞれの考え方ですよ。」
ろ「お通夜なんですが、親戚達が久し振りに集まって盛り上がったと言いますか、最初は遺体に対面ってことで神妙な感じでしたけど、徐々に大きな笑い声も上がったりして、明るくお通夜が出来たかと思います。母も我々がワイワイやっているのを見て、嬉しかったんじゃないかと思いますよ。」
翼「そんなもんなのかね~。」
ろ「で、ちょっと不思議な話なんですけど、」
翼「何が?」
ろ「お線香の煙って、普通は火を点けると真っ直ぐ上に行くワケですよ。」
翼「そりゃそうだよね。」
ろ「お線香の煙っていうのは、霊が欲しいと思うモノに形を変えると言われていましてですね、例えば霊がご飯を食べたいと思ったら煙がご飯に姿を変えるという。」
翼「え~っ、そうなの?」
ろ「お通夜の間は煙が真っ直ぐ上がっていたんですけど、お開きになってみんなが帰った後にお線香に火を点けるとですね、煙が棺桶の方に流れるんですよ。遺体の顔がある方にですね。」
翼「え、マジで?」
ろ「はい。多分ですね、わっちが考えるに、お通夜でみんながワイワイやっているのを見届けて、みんなが帰ってから母がご飯を食べたのではないかと思うんですよ。」
理「まずは皆さんをおもてなしして、それからご飯を召し上がったってことですね?」
ろ「はい。まずは自分のことよりもみんなの食事から、母はそういう人でしたから。だから本当に最後の最後まで、母は母らしかったのかな~って思うと、何だか嬉しかったですね。」
翼「え~、何だか怖い話だけど、泣けて来る~。」
ろ「お通夜が終わってから棺桶の蓋を開けて母の顔を見るとですね、何だかちょっと笑っているように見えました。」
理「きっと安心されたんですね。」

「安心されたのでしょうね。」by理亜
pria003_20171113221732d20.jpg

翼「う~、何か泣いちゃいそう~。」
ろ「翌日はお葬式本番でしたが、仏式では無くて神式で。神主さんに一通り儀式を執り行っていただきまして、最後に棺桶を開けて花とか母に向けた手紙とかと入れたんですけど、ここはちょっと涙が出そうになりましたね。」
翼「それが普通だよ。」
ろ「お葬式が終わると火葬場へ向かいまして、本当に最後の最後の母との対面ってことで、母の顔に手を当てたりして、ヒンヤリと冷たかったんですけど、最後の触れ合いって感じで。後は父が火葬のスイッチを押しまして、遺骨になるのを2時間ほど待つという。」
翼「さっきまで遺体だったのに、骨になっちゃうのって淋しいよね。」
ろ「普通なら2時間ほどかかるんですけど、ほとんど骨と皮だけの状態でしたから、1時間半ちょいで遺骨になりました。」
翼「え~、何かかわいそう。」
ろ「骨も普通に比べるとあんまり残ってなかったみたいで、残った大体の骨を骨壷に入れることが出来ました。火葬が終わったら遺影とお骨と位牌を家に持ち帰りまして、葬儀屋の人に簡易な祭壇を作っていただいて、現在はそちらに置いてあります。」
理「そうなんですね。で、その後も色々と走り回ってたんですよね?」
ろ「まあ本当に色々とやることがありましたので。」
翼「仕事もブログも休んでたしね~。」
ろ「はい。おかで休んだ分の仕事を片付ける為に、この土日は連続で出勤しましたし。そのせいで風邪気味になってしまいました、休む暇も全然無くて。」
理「本当に大変だったと思いますけど、体には気をつけて下さいね。」
ろ「はい。」

以上、今回の体験の対談でございました。ボログの通常営業は、ボチボチと再開して行きたいと思っております~♪
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