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2017’12.08・Fri

JAPAN 「TIN DRUM」

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 イギリスのロックバンド、ジャパンの1981年のアルバムであります。高校の頃からジャパンというバンドには興味がありまして、ず~っと聞いてみたいと思っていたんですけど、何故だかこれまで聞く機会が全くありませんでした。しかしこの度ブックオフの280円棚のワールドコーナーに転がっているのを発見しまして、ありがたくゲットして来た次第でございます。バンド名がジャパンで中国趣味全開のこのジャケですから、何もわからないバイト店員がワールドコーナーに入れてしまうのも無理は無いかと思いますね。個人的には、ジャパンを名乗っているクセに中国趣味丸出しというのがイヤなんですが・・・。

 ところでこのジャパンというバンド、メンバーはデイヴィッド・シルヴィアン、ミック・カーン、スティーヴ・ジャンセン、リチャード・バルビエリという名の知れた連中がズラリと揃っているワケでございますが・・・って、誰の作品も一度たりとも聞いたことは無いんですけど。でも英国ロックに興味がある人であれば、名前ぐらいは聞いたことがあるメンバーですよね?特にシルヴィアンはソロとしてもかなり活躍していますし・・・って、このおっさんのソロ作品なんて一度たりとも聞いたことは無いんですけど。わっちにとっては名前だけはよく知っているというだけの連中ではありますが、これまで聞いたことが無いからこそ、めっさ興味津々で聞いてみたワケでございますよ。

 音的にはジャケからもわかる通り東洋趣味全開でありまして、今も昔もこれほどまでに東洋趣味に傾いた洋楽バンドはいないんじゃないかと思います。ほぼ全ての曲をシルヴィアンが書いていますから、これはシルヴィアンの趣味だったのかと推測致します。言ってみればこの東洋趣味は日本のYMOなんかに通じる所がありまして、このバンドのことを全く知らない人に「坂本龍一がプロデュースして演奏にも参加している英国ロックバンド」なんて紹介したら、素直に信じてもらえるんじゃないかと思います。キーボードやらプログラミングなんかもビシバシに使いまくっていますし。YMOと違うところは、シルヴィアンの「ニューロマンティック」なヴォーカルと、ベースとドラムがめっちゃくちゃにシッカリしているというところでしょうかね~。結構このリズム隊はこのバンドの肝になっていると思いますが、如何でしょうか?

 この連中って当時の日本ではめっさ人気があったらしいですが、こんなに暗くてポップなところが全然無い音楽がウケていたなんて、実に不思議ですよね~。まあシルヴィアンのルックスに拠るところが大きかったのだろうと思いますけど、他の洋楽連中には無い東洋趣味とかアフリカっぽさがあるリズムなんかも実に魅力的で、音楽的にも極めて独特だったというのも当時の日本のリスナーの耳を惹き付けたのでありましょう。現在の耳で聞いても全然古くなっていませんし(80年代的な音ではありますが)、個人的には「東洋趣味に傾いた暗いトンプソン・ツインズ」みたいな感じで楽しませてもらっています。
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