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2018’06.23・Sat

FRANKIE KENNEDY & MAIREAD NI MHAONAIGH 「ALTAN」

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 アイルランドのフルート奏者フランキー・ケネディとフィドル奏者兼歌手マレード・ニ・ウィニー夫妻による、1988年のアルバム「アルタン」であります。その後アイルランドNO.1トラッド・グループになるアルタンの前身のデュオですね。残念ながらフランキーはこの後すぐに亡くなってしまいますが、この盤を出しただけでもトラッド・ファンの記憶にはシッカリと残っていることでありましょう。

 この盤が日本で発売されたのは1990年のことで(わっちのマミたんが生まれた年だ!)、「ケルティック・ハートビート・シリーズ」などと銘打って、ケルト系の盤が大量にリリースされた時期であります。今考えると何て幸せな時代なんだと思いますが、わっちもこのシリーズにはかなりお世話になったモノであります。現在は殆ど手元に残っていませんけど、デ・ダナン、アルタン、カパーケリー、レラティヴィティ、パトリック・ストリート、グリーン・フィールズ・オブ・アメリカ等々、夢中で聞き漁りました。そのせいで90年代はケルトの深い森を結構長い間彷徨ったものでありました。そんな中でこの盤も実はゲットしていたんですけど、あまりに素っ気無いと言いますか、トラッドのコアの部分しか無いような音楽性があまり気に入らずにさっさと売り払ってしまったんですよね~。

 それから年月を経て、先日ブックオフの500円棚で発見したこの盤を改めて聞き直してみたのですが、イヤイヤ、実に良いではないですか!マレードの歌が良いのは当然として、フルートとフィドルの躍動感もめっさ素晴らしいです。ただ、曲によってはキーボードの音が聞こえますので、一体誰がこんな余計な音を!と思ってブックレットを見てみると、な、何とプロデューサーがわっちの嫌いなドーナル・ラニーではないですか!そっか、ラニーの野郎がこんな水を差すようなマネをしやがったのか、とは思いつつもラニーにしては極めて控え目な使い方ですから許しますけど。

 まあ余計なキーボードのことは置いといて、聞くに連れてシンプルな音から溢れ出て来る豊かな情感が本当に素晴らしいと感じられます。当時はこの良さが全然わからなかったワケですから、我ながら一体どんな耳をしとったんじゃ?と思います。テキトーでエエ加減なのがわっちの耳の特徴でありますが、ちょいと年月を経て少しは耳が進歩したということにしておいて、自分で自分の耳を褒めておくことにしましょうか。何にしても、アイリッシュ・トラッドに興味がおありの方であれば、聞いて損は無いと言いますか、聞いて得する盤だと思いますよ!
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