2018’07.08・Sun

CDの山の中に埋もれていたブツ~MERCEDES SOSA 「AMIGOS MIOS 15 EXITOS」

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 アルゼンチンの歌手でフォルクローレの母と呼ばれるメルセデス・ソーサの15曲入り編集盤で、おそらく1988年の発売かと思われます。音源は69年から87年までのものが収録されているようで、他の歌手とのデュエット曲を中心に選曲されています。デュエットの相手はベッチ・カルヴァーリョやミルトン・ナシメントみたいな超大物もいますが、他はわっちの良く知らない歌手ばかりであります。メルセデス・ソーサのことは個人的に大学生の頃から知っておりますが、フォルクローレ界の超大物であるにも関わらずブツを目にする機会が殆ど無くて、聞きたい聞きたいとず~っと思ってはいたものの、これまでブツをゲットすることが出来なかったんですよね~。しかし数年前にブックオフでこのブツを発見して喜び勇んでゲットしたものの、そのまま埋もれてしまっていたのでありました。

 まあ実際は埋もれてしまったと言うよりも、ちょっと聞いてあまり気に入らなかったから埋もれさせたのですが、何が気に入らなかったかと言いますと、イメージしていた通りのフォルクローレじゃなかったからであります。フォルクローレと言えば、わっちはアタウアルパ・ユパンキとかハイメ・グァルディーアみたいな素朴で透徹した美しさを持つ音楽を期待してしまうのでありますが、ココで聞ける音楽はフォルクローレ風味の洗練されたポップスなんですよね~。牧童の姿が見えて来るような音楽を期待していたわっちは、見事に肩透かしを喰らってしまったのでございます。

 そんなワケで売り払うかどうかを決める為に久方振りに再生してみたのですが、何故だか意外に気に入ってしまったのでありました。この人の野太い歌声は柔軟性には欠けるものの、「フォルクローレの母」と呼ばれるだけの懐の深さと慈愛に満ちた温か味が感じられますし、ポップスにしか聞こえなかった楽曲も現在の耳で聞けばちょっとモダーンなフォルクローレに聞こえまして(ポップスもあるけど)、コレはコレでありだな~と思うのでございますよ。正直言えばこの人のバリバリのフォルクローレを聞いてみたいんですけど、まあそれは別の機会に聞くことが出来ればイイかな~ってことで。
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