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2018’10.16・Tue

宇多田ヒカル 「初恋」

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 泣く子も黙る(?)宇多田ヒカルの新作であります。前作は変な男ラッパーが参加しているたった1曲のせいで大傑作になり損なった残念盤でありましたが、さてさて今回は一体どうなのですかね~。本当はリリースされてすぐに聞きたかったんですけど、その時期はチャラン・ポ・ランタン病になっていましたので、宇多田どころでは無かったんですよね~。そしてこの度ようやく聞くことが出来ましたコチラの盤、どうだったかと言いますと・・・。

 最初に聞いた時の印象としては、基本的には前作の延長線上にある内容って感じですね。R&Bをベースにしていますけど、R&Bというよりはアンビエントな独白という雰囲気もそのまま引き継いでいると感じられます。何だか宇多田さんと1対1で対面しているような感覚になるのも、前作同様であります。そして前作に輪をかけて地味だな~って印象ですね。スロー~ミディアムを中心とした曲自体は落ち着きがあって、現在の宇多田さんにはまさに相応しいと思うんですけど、日本で最大級の人気を誇るトップ歌手のアルバムにしては本当に地味だな~って気がしてしまいます。しかし、これが現在の等身大の宇多田さんの正直な姿ってことなんでしょうね。

 ただ、それにしてもですよ、全12曲中半数位の曲をCMだの何だので既に耳にした事がありましたので、新鮮味に欠けるのが何だかな~って気がしますね。まあその挙動が常に注目される人気歌手ですから、新曲が出来たらすぐにタイアップで色々と使われてしまうのは仕方ないですし、聞いたことがある曲が多々入っているからかえって安心という人もいらっしゃるとは思いますけど、何だか楽しみをちょいと奪われてしまったような気になってしまうのはわっちだけでしょうか?それとも順調に新作を出してくれた事実をありがたく受け止めるだけにしておく方が、リスナーの正しい姿勢なんでしょうか?

 とか何とか思う所は色々とありますけれども、作品そのものの仕上がりとしては非常に良いと思います。地味~な分、さり気なくそこに存在してくれるような音楽とでも言いましょうか、そっと傍に寄り添ってくれる音楽と言いますか、とても自然に耳にフィットする心地好い仕上がりになっていると思います。スターとしての輝きを放っているとかではなくて、我々一般人と同じ普通の人として宇多田さんがそこに存在してくれているみたいに感じられて、より親しみを持てるようになった気がしますね。前作みたいに全てをブチ壊すような曲は一切入っていませんし、今回は紛れもない傑作に仕上がっていると思います。
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