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2019’06.05・Wed

EMILY SCOTT ROBINSON 「TRAVELING MERCIES」

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 アメリカのシンガーソングライター、エミリー・スコット・ロビンソンの今年発売のアルバムであります。これが2作目ですかね。エミリーさんっておそらく殆ど誰にも知られていない歌手だと思いますが、ご存知の方っていらっしゃいますでしょうか?SPOTIFYで見つけた歌手なんですが、何者なのか全くわかりませんのでネット検索してみたところ、本人のホームページ以外はほぼ情報が無いんですよね~。このアルバムは自主制作ですが、現物のCDは殆ど市場に出回っていないみたいです。ホームページには「このアルバムを作るのに12,000ドル掛かったの~。みんなお金カンパして~。金額に応じてサイン入りCDとか送ってあげる~♪」なんてことが書いてあります。いつの時代も売れないミュージシャンンって大変ですね~。

 まあ自主制作ですのであまりカネを掛けられなかったのは仕方ないですが、低予算ならではの簡素な作りがかえって音楽のニュアンスを豊かにしているように感じられますので、カネが無くて良かったかも?あまり加工していない音のおかげで、スタジオで心を込めて丁寧に作っている様子が窺えます。こういう家内制手工業みたいな作品って、わっちは好きですね~。カネを掛けて作り上げたメジャー作品よりも、コチラの方がず~っと魅力的に感じられます。音楽的にはカントリー要素たっぷりのフォークですが、歌とアコギを中心とした簡素な音作りが音楽性と実に良く合っていると思います。

「あんまりお金が無かったのよ。」byエミちゃん
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 そして何より魅力的なのが、エミリーさんの歌声と作曲能力であります。まあめっさ上手いとか実力派とかいうワケではないものの、ちょっと幼さが残る若々しくて優しい歌声で、心のこもった温もりのある歌を聞かせてくれるのがよろしいかと思います。聞いているとホンワカジンワリと心に沁みて来まして、気持ちが穏やかになって来るような気が致します。そんな歌声でハッとするようなきらめきを持つ美しいメロディを歌うワケでございますから、もうめっさ心地好いのでありますよ!う~む、クリスタル・ソング(意味不明)。個人的には、もうちょっとカントリー要素が少なければもっと良かったのにな~という気は致しますけどね。

 それにしても、アメリカからこんなに鮮烈な歌手が出て来るとは思ってもいませんでしたね~。新鮮なフォーク・ミュージックなんて最早アイルランドとスコットランド、イングランドなんかの専売特許だと思っていただけに、何だかとってもお得な発見をした気分であります。エミリーさんに資金カンパはしないと思いますけど、カネが無くてもこれからも末永く活動を続けて行って欲しいと思います。何にせよ、デビュー当時のスザンヌ・ヴェガのような眩しさを持った、ステキな歌手の登場でありますよ!まあスザンヌ・ヴェガと比べたら、エミリーさんの方が遥かに田舎娘って感じですけど。
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この娘素晴らしいですね。
こんな清廉なアメリカン・フォーク・ミュージックを聴くのは思いだせないくらい久しぶりです。

今でもフォークの伝統を真摯に受け継いで活動している人達もいるんだと思いますよ。コマーシャルとは対極にあるし、メジャーな流通にも乗らないので、日本にまでは届かないんでしょうけど。
このCD欲しくなっちゃったなぁ。

Astral:2019/06/06(木) 21:29 | URL | [編集]

>Astralさん
こんばんは。
この娘、本当に良いですよね~。ワタクシは一目惚れしてしまいました。アメリカのフォークでこんなにステキなのは、エイミー&レズリー以来かという気がしています。

おっしゃる通り、伝統を受け継いで地道に活動している人は少なからずいるんでしょうけど、そんな情報は日本には伝わって来ませんしね~。そう考えると、やはりSPOTIFYって本当にありがたいと思います。
ワタクシもこのCD欲しいです。

ころん:2019/06/06(木) 22:06 | URL | [編集]

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