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2019’06.27・Thu

ANDREA VON KAMPEN 「OLD COUNTRY」

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 アメリカのフォーク系シンガーソングライター、アンドレア・フォン・カンペンの今年発売のアルバムであります。SPOTIFYサーフィンで見つけた歌手なんですが、新人歌手ですかね?ポール・サイモンとジェームズ・テイラーが好きで大いに影響を受けているそうですが、言われてみれば確かにそんな感じもしますかね~。基本的にアコギと歌だけで成立する音楽という辺りは共通している気が致します。

 音楽的にはフォークとは言ってもトラッドなんかに通じるようなモノではなくて、ポール・サイモンやジェームズ・テイラー以降のもっとモダーンな感覚を持ったフォークという感じであります。言ってみれば都市のフォークとでも言いましょうか、アメリカン・フォークの伝統を受け継いだようなタイプではなくて、元々のベースはロックやポップスにあるように感じられる音楽ですね。それをアコギを主体にしたシンプルな演奏で歌っているからフォークみたいに聞こえるという、そんな音楽だと思います。感覚的にはデビューした頃のスザンヌ・ヴェガなんかに近いのではないでしょうか?

 この歌声だからそんな音楽性になったのかどうかはわかりませんけど、アンドレアさんの歌はどことなく哀愁を帯びていて、儚くも優しい響きがありますね。言わば最近流行のオーガニック系のヴォーカルということになるんだと思いますが、ヤッテいる音楽は懐かしい感覚のフォークであるものの、この歌声のお陰で実は極めて同時代的な音楽になっているのかもしれません(知らんけど)。スムーズに淡々と流れて行く音楽ではありますが、この歌声があるからこそ魅力的に響くのでありましょう。

 などとゴチャゴチャ言ってますけど、実際はフォークだろうとポップスだろうと、同時代的だろうと何だろうとそんなことはどうでも良くて、独特の愁いを帯びた歌声とスムーズなメロディ、そしてシンプルな演奏の美しい響きを素直に楽しめば良いのだと思います。聞けばその美しさはすぐにわかるはずですし、ラップやら電子音楽やらが全盛の今の時代だからこそ、アンドレアさんみたいな人の音楽がより価値を増すのではないかと思います。個人的には実にステキなアルバムだと思いますが、如何でしょうか?
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