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2019’08.20・Tue

ADALBERTO ALVAREZ Y SU SON 「SUENO CON UNA GITANA」

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 キューバの作曲家でピアニスト、アダルベルト・アルバーレスの1987年発売のアルバムで、邦題は「ジプシー娘と結ぶ夢」であります(ジャケはジプシー娘というよりは、インド娘に見えますが)。コレって確か80年代終盤のミュージック・マガジン誌で、ラテンベスト10の第1位に選ばれた盤ですね。その頃はわっちもMM誌の熱心な信者でしたので、この盤はず~っと憧れだったんですよね~。しかしこんな希少盤が入手出来るはずもなく、わっちにとっては幻の1枚になっていたのであります。まあこれまでに何度か現物を見掛けたことはあったものの、とても手を出せる値段ではなかったんですよね~。しかし先日の関西の旅にて、梅田のDISK UNIONにて450円で置いてあるのを発見しまして、喜んでゲットさせていただいた次第であります。

 それにしてもアダルベルト・アルバーレスですよ。この人の作品にハズレは無いと言いますか、この人の盤は何枚か持っていますけれども、そのどれもがソンの伝統を受け継ぎつつも常に同時代的な新鮮な感覚を持っていまして、とにかく素晴らしいとしか言いようがないんですよね~。今回の盤は80年代の作品なんですが、シッカリと受け継がれた伝統と今の時代に聞いても古くなっていない新鮮さが感じられます。本当に図太い根っこを持った、真に優れた音楽家ということがヒシヒシと実感出来る作品に仕上がっていると思います。

 ところで80年代のキューバ音楽って、伝統的なソンの守護神みたいな存在のシエラ・マエストラがエレキ・ギターをちょいと使っただけで「実験的」なんて言われましたよね。しかしアルバーレスさんの場合は、シンドラだのエレキ・ベースだのを使っても何の違和感も無く、かえって「伝統と現代的な要素を見事に融合している」などと高く評価されてしまうワケで、その辺の才能の凄さはこのアルバムを聞くとよくわかります。こういう優れた人の優れた作品は、いつでも入手出来るようにしておいて欲しいものでありますね。80年代のソンの名盤の一つだと思います。
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