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2019’08.23・Fri

LA COMPAGNIE CREOLE 「LES PLUS GRANDS SUCCES」

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 その昔、中村とうようという音楽評論家がいまして、その人が高く評価していたということで日本でもちょっとだけ評判になったラ・コンパニー・クレオールというバンドの、1990年発売の16曲入り日本編集盤であります。フランスはパリで結成されたグループですが、メンバーはカリブ海のマルチニークとかグァドループ出身ですね。当時のカリブ海の音楽と言えばズークが全盛で、日本でもカッサヴなんかが人気ありましたよね~。あと、マラヴォワの「ジュ・ウヴェ」とかミニ・オール・スターズの「ララマン」みたいな名盤が出たのもこの時期でありました。考えてみれば、なかなかに凄い時代だったと思います。

 今回取り上げますラ・コンパニー・クレオールでありますが、メンバー達の出身地からもわかるように(わかるか?)、ズークを基本にしたバンドであります。ズークと言えばまずはカッサブを思い浮かべる人が多いかと思いますが、カッサブほど人工的に音を作り上げた感じではなくて、どちらかと言えばハイチのミニ・オール・スターズみたいな、ちょっと土俗的な部分を残しつつ大らかな楽天性を持った仕上がりになっていると感じられますね。お気楽なダンス・ミュージックと言えばその通りなんですけど、「みんな手を繋いで踊りましょ!」的な親しみやすさがあるのがステキかと思います。

 まあズークとは言ってもこのバンドの場合はズーク一辺倒というワケではなくて、汎カリブ的なもっと大きな視点を持っているように感じられます。本人達がどこまでそれを意識していたのかはわかりませんけど、音楽的にはビギン、コンパ、レゲエ、ソカ等々のカリブ海諸国の音楽の要素が取り入れられていますし、それが実に自然な形で表れているんですよね~。なかなか懐の深いバンドだと思います。とても庶民的で親しみ易いけど意外にハイブリッド、それがこのバンドの持ち味ですね。

 実はわっちはこの盤を聞くのはコレが初めてで、先日の関西旅行の際に大阪は梅田のDISK UNIONでゲットしたんですけど、ステキな盤を入手することが出来て良かったな~と思います。中村とうよう氏が好きなバンドということで正直避けていたんですけど、食わず嫌いは良くないな~と思った、今日この頃なのでありました。
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